木製モジュラーシェルフ「YOSUMI」の魅力
倉敷市に位置する有限会社守屋建具店が開発した木製モジュラーシェルフ「YOSUMI」は、2026年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、企業の課題解決やイノベーション創出を目指す「デザイン経営推進事業」の成果として大きな意味を持ちます。
YOSUMIの特長
「YOSUMI」には、いくつかの際立った特徴があります。
1.
伝統的建築技術の応用
日本の伝統的な木工技術「組手」を使用しており、接着剤や金具を一切使わずに、無垢材を職人が精密に組み合わせています。これにより、何度でも組み直可能で、金具の跡が残らないという利点があります。
2.
モジュラー設計による柔軟性
同一のパーツを組み合わせることで、棚の種類やサイズを変更可能です。最小ユニットは工具不要で組み立てられ、誰でも約3分で完成させることができます。
3.
多用途の対応
住居内での収納や間仕切りとしてはもちろん、店舗やオフィスでの什器、さらには展示会でのディスプレイなど、多様な用途が考えられ、様々な空間で活用できます。
YOSUMI誕生の背景
「YOSUMI」は、倉敷市が推進する「デザイン経営」による成果の象徴でもあります。この取り組みは企業のアイデンティティや強みを引き出し、新たな事業展開を促進するものです。
守屋建具店は、文化財修繕に依存する経営問題を解消し、自社ブランドを育てるためにこのプログラムに参加しました。デザインプロデューサーとの対話を重ねる中で、伝統的木工技術を生かした家具に転換する決断をしました。
ユーザー視点での利用シーン
「YOSUMI」は、引越しや模様替え、ライフステージの変化にも柔軟に対応します。長く使い続けられ、住まいの収納棚や間仕切りとしてだけでなく、ショップのディスプレイ什器としても最適です。
製品概要
- - 価格: オープンプライス
- - 発売予定日: 2026年12月15日
- - 製品仕様: 1ユニット外寸 W455mm×H455mm×D455mm (重量2kg)、材質:杉
有限会社守屋建具店について
1935年に創業した有限会社守屋建具店は、倉敷市で木製ドアや障子、鏡戸などの建具及び家具の設計・製造を行っています。各種文化財の建具修繕も手がけ、地域の伝統工芸を守り続けることに尽力しています。
- - 会社名: 有限会社守屋建具店
- - 所在地: 岡山県倉敷市二日市63-1
- - 代表者: 守屋 元親
- - 設立: 1935年
- - URL: 守屋建具店
「YOSUMI」は、伝統的技術を融合し、現代の生活スタイルに適応した製品として、多くの人々に受け入れられることでしょう。