2025年中に内定出しを予定する企業が42.4%に達する調査結果

2025年中の内定出しを予定する企業が42.4%に　新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の調査結果

新卒学生と企業を結ぶ画期的なサービス「OfferBox」を運営する株式会社i-plugが、2027年卒業予定の学生を対象にした新卒採用活動に関する調査を発表しました。この調査では、27卒採用の企業の内部事情が明らかになっています。

新卒採用活動の早期化

調査は264社の企業を対象に行われ、27卒採用の開始時期について質問がなされました。その結果、56.4%の企業が「時期が早まった」と回答し、26卒と比較して採用活動が活発に行われていることが分かります。一方、遅くなったとする意見はわずか1.9%に留まっており、ほぼ全ての企業が早期化していることを示しています。

一次選考の日程

一次選考に関する質問では、最も多くの企業が「2025年10月～12月」を予定しています。全体の79.9%が2026年3月1日以前に初選考を行うと回答し、早期の採用プロセスを強調しています。この傾向が、一層早まる新卒採用活動を支えている形となっています。

最終選考と内定出し

最終選考の期間についても同様の傾向が見られ、32.2%の企業が「2025年10月～12月」に実施する予定です。また、内定出しの予定については、402.4%の企業が2025年中に内定を出す意向を示しています。内定出し時期の前倒しもまた、新卒採用活動の進化を証明しています。

この調査から、内定を出す時期が最終選考のピーク時期と重なることがわかります。これは、学生にとって魅力的な流れであり、企業も選考から内定までの期間を短縮することが可能になります。

調査概要

この調査は、2025年6月24日から6月28日の間に行われ、オンラインで結果が集計されました。対象は新卒採用を行う企業であり、有効回答数は264件です。また、調査結果には小数点以下第2位の四捨五入が適用されているため、合計が100%にならない場合があることにも留意が必要です。

OfferBoxは、企業が自分たちの求める学生に対してオファーを送ることを可能にする新しい形の就職活動プラットフォームです。2026年卒業予定の学生は約227,239名が登録しており、企業も20,879社以上が利用しているとのことです。このサービスは、企業と学生のマッチングをより効率的に行う手助けをしています。

参照のため、OfferBoxの公式ウェブサイトもぜひチェックしてみてください。