カイホウジャパンと武田産業、電動アシスト自転車市場で業務提携を締結

業務提携の背景

最近、電動アシスト自転車は生活における重要な移動手段として普及が進んでいます。特にここ数年でその人気はますます高まり、販売数も右肩上がりに。例えば2010年には約33万台が生産され、その後2016年には55万台、2020年には80万台に達する見込みです。東京オリンピックの実施時には、交通の混雑の影響を受けやすい公共交通機関の代わりとして利用されることが予想されるため、需要はさらに高まることでしょう。

このような背景を受け、カイホウジャパンと武田産業は、業務提携を結ぶ運びとなりました。両社はそれぞれの強みを活かし、電動アシスト自転車市場でのシナジー効果を生み出すことに挑戦します。

会社概要

武田産業の取り組み

武田産業は「自転車を文化に!!」を企業使命とし、全国の大手量販店をはじめとする多様な顧客に自転車を提供しています。全国に８つの営業拠点を持ち、営業や物流、サービスにおいて豊富な経験を積んできました。これにより、安定した流通体制を構築し、顧客のあらゆるニーズに応える体制が整っています。

カイホウジャパンの特徴

カイホウジャパンは「豊かなエレクトリックライフを創造する」を理念に掲げ、自社ブランドの電動アシスト自転車「SUISUI」とカーナビゲーション「NAVIA」を含むさまざまな商品を開発しています。設計から製造、販売、アフターサービスに至るまで、一貫したサポート体制を持つことが特長です。また、OEM製品の提供にも力を入れています。

提携内容の概要

業務提携を通じて両社は以下のような内容に取り組みます：

- 武田産業の業務

- 電動アシスト自転車「SUISUI」の販売及び物流管理
- 自転車の点検及び修理を提供

- カイホウジャパンの業務

- 電動アシストユニットの開発と製造
- 電動アシスト自転車の点検修理方法についての指導

本提携により、カイホウジャパンと武田産業は、電動アシスト自転車の市場拡大に寄与することを目指し、多様化する顧客の期待に応える商品とサービスを提供していきます。両社の連携が市場に与える影響に、今後も注目が集まりそうです。