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看護師のメンタルヘルス、深刻化する問題

近年、看護師を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。命を預かる責任、交代勤務による生活リズムの乱れ、業務量の増加など、常に強いストレスにさらされているのが現状です。厚生労働省の調査によると、医療業界における精神障害による労災申請件数は増加傾向にあり、特に急性期病棟看護師の多くが抑うつ傾向にあるというデータも存在します。

『ナースビー』誕生の背景：看護師自身の心の健康をサポート

株式会社Plusbase代表のWim氏は、自身も急性期病棟看護師時代に「うつ病」と診断された経験から、看護師のメンタルヘルスの重要性を痛感しました。認定心理士の資格を取得後、多くの患者と接する中で、心理療法の知識を持つ看護師は、一般の方より心の回復が早いという事実を目の当たりにします。

そこで、Wim氏は「看護師自身が自分の心の状態を把握し、セルフモニタリングできる仕組み作り」こそが、メンタルヘルス対策の鍵だと考え、『ナースビー』を開発しました。

『ナースビー』の機能：LINEで手軽にセルフモニタリング

『ナースビー』は、看護師が自身の心の状態を把握し、セルフモニタリングするためのメンタルヘルスサポートアプリです。LINEで簡単にアクセスでき、手軽に利用できる点が大きな特徴です。

主な機能

「ぴえんボタン」: ストレスを感じたり、落ち込んだ日を記録することで、経時的な心の状態の変化を可視化することができます。
LINE通知: 定期的な通知で、こころの状態を振り返る機会を提供し、継続的な利用をサポートします。

今後の展開：看護師特化のコンテンツ提供へ

『ナースビー』は、今後も看護師のメンタルヘルスを支援するため、さらなる機能拡充を予定しています。具体的には、看護師特化のメンタルヘルスケアコンテンツや、意思決定支援サポート機能の追加を検討しています。

株式会社Plusbase：看護師の心の健康を守る

株式会社Plusbaseは、「看護師のこころを守る仕組み」を届けたいという強い想いで、『ナースビー』を開発しました。Wim氏は、「コロナ禍によって看護師のメンタルヘルス問題は一層深刻化しています。まだまだ小さな一歩ではありますが、多くの方々に支えられ、このアプリをリリースすることができました。今後も、働く看護師の皆様に寄り添う伴走者を目指してまいります。」とコメントしています。

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