株式会社九飛勢螺、鹿児島から世界へ。
鹿児島市は、製造業や新たな産業の成長を促すため、その環境を整えることに力を入れています。その一環として、株式会社九飛勢螺がこのたび、工場の増設を発表しました。新城公生代表取締役は、2月6日に行われた立地協定式で、今回の工場増設が地域経済に与える影響について期待を寄せています。
新たな工場の具体的な内容
増設される「株式会社九飛勢螺鹿児島工場J棟」は、昨今の市場ニーズに応えるための重要なステップです。所在地は鹿児島市喜入生見町に設置され、用地面積は約1,650㎡、建物面積は466㎡となる予定です。新工場の操業開始は令和8年の9月を予定しており、109名の従業員を抱える計画です。このうち新規雇用者は3名とする見込みです。
この新工場ではダイス(金型)加工を内製化し、供給体制の安定と経営効率の向上を目指します。
進出の背景と将来展望
株式会社九飛勢螺は、昭和47年に設立された企業で、鋭い切れ味のあるドリルねじ【ピアスビス】や、世界に名を馳せるバイメタルねじ【ピアスタ】など、建築用ビスの開発を手掛けています。品質と技術力の高さが評価され、主力製品のピアスビスの約40%は海外に供給されており、特にバイメタルねじは9割強をヨーロッパに輸出しています。
これらの成功を基に、今後はさらに国際市場への展開を加速させる方針です。新技術の開発をもって、世界の建築業界への貢献を目指しています。鹿児島市としても、製造業や情報通信業関連の企業を全力で支援する体制を整えており、今後さらなる成長が期待されています。
地域への貢献
新工場の設立は、鹿児島市の産業活性化に寄与するとともに、地域内での雇用創出にもつながります。また、地域の技術力や産業基盤の強化にも寄与し、地域の経済を支える力となることが期待されています。
さらに、九飛勢螺は国際市場への進出を図ることで、鹿児島を世界に発信する一翼を担うことになり、新たなビジネスチャンスを生み出すことができるでしょう。これからの展開に注目が集まります。
お問い合わせ先
鹿児島市産業創出課企業立地係にてご興味のある方はぜひお問い合わせください。
今回の工場増設により、九飛勢螺が地域の経済発展や国際的な競争力に貢献していくことに期待が寄せられています。