中高生向けの生理理解を促進する新たな取り組み
株式会社明治が新たに立ち上げた「生理を知ろう!話そう!プロジェクト」は、中学生・高校生の生理リテラシーを向上させることを目的としています。明治が展開するフェムニケアフード「アルファルナ」とNPO法人の日本トイレ研究所との協力のもと、2023年度から本プロジェクトをスタートしました。
研修会の開催背景
このプロジェクトは、ただの食品の提供にとどまらず、女性特有の健康課題について正しい理解を広めようとする意図が込められています。生理もトイレも、周囲に話しづらい経験を多くの人が抱えているため、教育現場でのアプローチが重要だと認識されています。これを受けて、2024年8月21日には、都内で中高校教員向けの研修会「みんなで知ろう 生理に伴う不調とケア」が開催されました。
研修会の内容
研修会の目的は、授業を通じて生理に関する共通認識を持ち、相談しやすい環境を作ることです。参加者は「生理に伴う不調への対処」や「女性特有の健康課題と食習慣」に関する講義を受け、グループワークを行いながら具体的な授業内容を共有しました。また、教材として配布された冊子には、生理の基本的な知識やケアの方法がまとめられています。
具体的な教育内容
冊子には以下の内容が含まれています。
- - 生理(月経)とは?
- - 生理に伴う不調の特徴
- - 食事、運動、睡眠を通してのケア
- - 生理に関するQ&A
これらの内容は、学校での授業に役立てられ、新しい受け入れられる知識として生徒に伝えられます。
社会的な意義
明治はこのプロジェクトを通じて、女性の健康に関する理解を深め、多様な人材が活躍できる社会の実現を目指しています。生理に関する無知や偏見を取り除き、次世代が心身ともに健全な環境で成長できるような基盤作りに貢献することを目指しています。
これからも明治は、社会全体で生理に関する理解が深まることを期待し、活動を続けていく考えです。この取り組みが多くの学校に広まり、多くの中高生がより良い理解を得ることができることを願っています。