磐田市の魅力を広報する新たな顔に
静岡県磐田市が、総合格闘家のホベルト・サトシさんとクレベル・コイケさんを新たに「静岡いわたPR大使」に任命しました。この取り組みは、市にゆかりのある影響力のある人物を起用することで、地域の魅力を広め、市民の誇りや愛着を高めることを目的としています。2023年12月16日に行われた任命式では、両選手による意気込みも語られました。
ホベルト・サトシさんの想い
ボンサイ柔術の創設者である父の影響で、18歳のときに来日し、磐田市に住み始めたホベルト・サトシさん。彼は、この度の任命を嬉しく思い、自身と磐田市の関係性を深く訴えました。「仲間や子どもたち、そして磐田市の方々の支えがあってこそ、国内外での大会での優勝が実現した。これからも磐田を世界に広めるために尽力し、恩返しをしたい」との言葉が印象的です。
ホベルト選手は、ブラジル・サンパウロ出身で、幼少期に父から柔道とブラジリアン柔術を学びました。2007年に日本に来て以来、磐田市を拠点に活動し、現在はRIZINのライト級チャンピオンの座に輝いています。普段から地域のコミュニティとも積極的に関わりを持ち、その人柄でも支持を集めている選手です。
クレベル・コイケさんの情熱
同じく新たに任命されたクレベル・コイケさんについても、その人柄と実績は目を引くものでしょう。14歳の時に日本に移り住み、以来20年間も磐田市に根を下ろしてきた彼は、「磐田市は私にとって第二の故郷」と感慨深く語ります。自身がPR大使に選ばれたことについて「とても名誉なことであり、磐田市を全国へアピールできる役割を果たしたい」との熱意が心に響きます。
彼はプロ総合格闘家としてデビュー後、KSWフェザー級とRIZINフェザー級の両方でチャンピオンになった実力者。特に、彼が柔術衣に磐田市の市章を縫い付けて登場する姿は、地域への愛情を感じさせる象徴的なものとなっています。
理想の地域プロモーション
「静岡いわたPR大使」とは、地域にゆかりがある方を通じて、市の認知度やイメージ向上を図るサポートを行う役割です。このプログラムは令和4年度から開始され、これまでにEXILEのAKIRAさんや女優の深川麻衣さんなど、13名の著名人が大使に任命されています。彼らの協力を得ることで、磐田市のイメージアップと地域への愛着を醸成していく狙いです。
今後のイベントと支援の呼びかけ
ホベルト・サトシさんとクレベル・コイケさんは、2023年12月31日に埼玉スーパーアリーナで開催される「RIZIN DECADE第3部 Yogibo presents RIZIN.49」に出場予定です。この大会を通じて、磐田市を代表する意義は一層深まることでしょう。
ファンに向けて「ぜひ応援してください」と呼びかける彼らの言葉が響く中、磐田市のより一層の発展を願います。これからの彼らの活躍に期待が高まります。詳しい情報は、磐田市の公式ホームページやRIZINのサイトで確認できます。