食品工場とKAMINASHI
2018-05-16 13:30:04

食品工場のIT化を加速する!革新的SaaS「KAMINASHI」の新展開

食品工場のIT化を加速する「KAMINASHI」



食品工場における業務効率化が求められる中、新たに登場したSaaS「KAMINASHI(カミナシ)」が注目を集めています。これは、現場で行われる紙の帳票記入を全てデジタル化するサービスです。従来、温度管理や衛生管理のために手書きで記録されていた膨大な数の帳票を、ITを活用することで簡素化し、ミスを減少させることを目指しています。

KAMINASHIの革新性



「KAMINASHI」の導入により、温度計で計測したデータが即座にクラウドに保存されるため、作業者は面倒な手書きの記録から解放されます。自由にカスタマイズ可能なチェック項目や直感的な操作ができるユーザーインターフェースも備えており、全ての食品工場が導入しやすい設計となっています。これにより、業務の効率化に加え、業界全体のデジタル化を推進します。

端末のセンサーで自動計測



「KAMINASHI」は、専用の端末に取り付けたセンサーで温度を自動的に計測し、その結果をリアルタイムでクラウドに送信します。これにより、パソコンからは容易にデータを確認でき、取引先ごとにPDFファイルとして出力することも可能です。データの視覚化により、迅速な判断が求められる場面でのミスを大幅に減少させることが期待されています。

今後の展望と展開



「KAMINASHI」は、単なるデジタル化にとどまらず、今後は生産性向上を支援するための新機能も続々と追加予定です。具体的には、集積されたデータをもとに理想的なワークスケジュールを自動生成し、作業者に対して直接目標時間を提示する機能を開発中です。これにより、工場の生産性はさらなる向上を遂げるでしょう。

開発の背景



このSaaSを開発したのは、代表の諸岡裕人氏です。彼は前職で航空機内食の製造現場で働いていたため、厳しい衛生管理が求められる環境を熟知しています。その実体験から、毎日膨大な数の手書き帳票が発生し、それが作業ミスの原因となることに気づきました。

食品業界におけるIT化はまだ始まったばかりですが、諸岡氏は「どんな工場でも迅速に導入できる」を目指して「KAMINASHI」を開発しました。低コストで導入できる月額課金制を採用しており、最短1週間での導入が可能です。すでにミャンマーやベトナム、ネパールなど、多国籍なユーザーに利用されており、ITに詳しくない人も使用できる設計が評価されています。

会社概要



「KAMINASHI」を提供するユリシーズ株式会社は、東京都千代田区に本社を構え、IoTデバイスや関連システムの開発に取り組んでいます。2016年に設立され、現在も急速に成長中です。デジタル化による現場改善の重要性が増す中、同社の「KAMINASHI」がどのような利用実績を積み上げるかが注目されます。

会社情報

会社名
ユリシーズ株式会社
住所
東京都千代田区内神田2-13-2梶山ビル3F
電話番号

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