KEI大学経営総研設立
2025-04-08 17:22:47

大学経営を革新する新たな一歩―KEI大学経営総研設立の意義とは

2025年4月1日、河合塾グループのKEIアドバンスが新たに設立した「KEIアドバンス大学経営総合研究所」。この研究所の目的は、変化する大学環境の中で持続可能な成長を求める日本の大学を支援することにあります。少子化や高等教育の大衆化、また国際化など、今の大学が直面している課題は多岐に渡り、学生獲得や資金調達を巡る競争が激化しています。そのため、大学の経営資源には限界があり、個別の大学が全ての問題に取り組むのには限界があることも明らかです。

これまでKEIアドバンスは、大学広報や入試戦略に注力し、大学経営の支援に特化してきました。また、教職員向け情報サイト「KEIHER Online」では、大学経営に資するさまざまな情報を発信し、より多くの教育関係者に役立ててもらうことを目指しています。新設されたKEI大学経営総研は、従来の活動を大幅に拡大し、より幅広い研究分野で大学経営の未来を考える場となります。

特に注目すべきは、この研究所が提供するさまざまな研究分野です。中長期的な経営計画の策定から、認証評価、大学リブランディングまで、実務に役立つ情報や戦略を提案します。また、高校生や受験生の動向調査、新設や改組に関する申請業務の支援など、大学が抱える多様なニーズに対応することが可能です。

さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)の支援を通じて、環境に優しい大学経営の実現にも貢献します。それに加え、大学間や産業との連携を促進し、国際化や留学生支援に関するサポートも提供します。

今後、KEI大学経営総研は、大学の持続可能な発展を支える重要な要素となるでしょう。この場を借りて、大学経営に関する情報収集や取材の機会としても活用していただきたいと考えています。

KEI大学経営総研の設立は、大学がアカデミックな使命を果たしつつ、社会のニーズに応えるための新しい基盤を築く試みであると言えます。そしてこの取り組みは、教育界が直面するさまざまな課題を解決するための大きな前進となることでしょう。KEIアドバンスは、これからも教育を通じて学生と社会の未来を変えていく姿勢を貫いていきます。研究所の活動に期待が高まる中、教育界のさらなる革新を遂げることが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
学校法人 河合塾
住所
愛知県名古屋市千種区今池2-1-10
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。