日本発フリマアプリ「美露可利」台湾で大人気
2024年8月29日に台湾でサービスを開始した「美露可利」は、まもなく1周年を迎えます。この1年の間に、登録者数はなんと30万人を突破しました。この成功は、台湾のユーザーに支えられたおかげです。
人気カテゴリー:キャラクターグッズ
「美露可利」での取引データを分析した結果、全取引の中で「キャラクターグッズ」が29%を占めることがわかりました。これは、取引の約3件に1件がキャラクターグッズであることを示しています。特に10代から40代、70代のユーザーにとっては、「ゲーム・おもちゃ・グッズ」が最も人気のある購入カテゴリーとなっています。50代や60代のユーザーからは「ファッション」が高い評価を受けています。これは、年代によって好まれる商品が異なることを示す興味深いデータです。
検索でも人気の「ちいかわ」
また、約半年間の「美露可利」での検索キーワードランキングでは、最も検索されたのが「ちいかわ」です。この人気キャラクターは、2025年に高雄市で開催されたイベント「2025 Kaohsiung Wonderland」で600万人以上を集めるほどの人気を誇ります。他にも、ファッションブランド「Vivienne Westwood」やクリエイター「にしむらゆうじ」なども注目されています。特に「Vivienne Westwood」は台湾で非常に高い人気を持ち、現地にもカフェが存在するほどです。
ファッションブランドランキング
「美露可利」では、ファッションブランドの取引も活発に行われています。男性の取引数ランキングでは日本のブランドが上位に多く登場しており、「吉田カバン」が1位に輝いています。このブランドは、耐久性や美しさ、実用性を兼ね備えた商品を提供しており、台湾でも高い需要があります。その他、4位には「UNIQLO」、7位には「Needles」、8位には「THE NORTH FACE 」の日本限定コレクションがランクインしています。
一方、女性の取引数ランキングでも日本発のブランドが注目されており、「Snidel」や「ISSEY MIYAKE」の「PLEATS PLEASE」、さらに「Herlipto」も名を連ねています。このように、日本のデザイン性や質の高い商品が台湾で広く受け入れられているのです。
日本の中古市場では、モノを大切にする文化が根付いており、「ユーズド・イン・ジャパン」として状態の良い中古品が台湾の消費者に人気を博しています。これにより、台湾市場での日本製品の信頼性が一層高まっています。
取材可能な情報
取材内容は、追加の「美露可利」取引データ情報や、株式会社メルカリ担当者インタビューを予定しています。これにより、より詳細なデータやインサイトを提供できますので、興味がある方はぜひご連絡ください。
「美露可利」は日本と台湾の架け橋となり、これからもますますの躍進が期待されています。