カラオケまねきねこの再生可能エネルギー導入
株式会社エクソルと株式会社JERA Crossは、カラオケ店舗「カラオケまねきねこ」に対して、2026年2月から再生可能エネルギーの供給を始めることが決まりました。これは、太陽光発電を利用した電力の供給を行うもので、再生可能エネルギーの普及に寄与する重要な取り組みです。
増える再エネ需要とその課題
2020年に日本政府がカーボンニュートラルを2030年を目標に掲げ、環境への配慮が高まる中、再生可能エネルギーを求める企業や個人のニーズは急増しています。しかし、電力需要に対して大量の太陽光発電設備を各企業が所有することは、コストや管理負担の点で難しいのが実情です。
このため、太陽光発電からのエネルギー供給を第三者が行うPPA(Power Purchase Agreement)モデルが広く採用されています。特に、敷地外にある太陽光発電所から電力を供給できる「オフサイトフィジカルPPAモデル」が有力な選択肢となっています。しかし、全国各地に電力供給を行うためのインフラを整えることがやすくはありません。
オーダーメイドPV開発サービスの提供
エクソルは、このような課題に対応するために、JERA Crossと共同で「オーダーメイドPV開発サービス」を展開しています。このサービスでは、個々の需要に応じた太陽光発電所を開発し、必要な電力量を確保することが可能です。これにより、カラオケまねきねこなどの店舗に対し、希望に応じた量の再生可能エネルギーを供給する体制が整います。
カラオケまねきねこへの供給が決定
この度、カラオケまねきねこを運営する株式会社コシダカが、まずは東北エリアの店舗に対して再生可能エネルギーの供給を受けることが決定しました。これにより、持続可能なエネルギーを使用し、環境への負担を軽減する取り組みが進むことが期待されています。
今後の展望
今後は、このサービスの対象を東北エリアのまねきねこ店舗にとどまらず、コシダカが運営する他の店舗や事業にも広げていく計画です。また、エクソルとJERA Crossは、このスキームを利用して全国の電力需要に対して太陽光発電を活用した再生可能エネルギーの供給を増やしていけるよう、さらなる取り組みを強化していく考えです。
この取り組みを通じて、日本が掲げるカーボンニュートラルの実現に貢献できるよう、エクソルとJERA Crossは一致団結して進めていきます。
会社情報
株式会社エクソル
- - 代表取締役社長: 鈴木 伸一
- - 所在地: 東京都港区芝大門2-4-8 JDB ビル
- - 公式サイト: エクソルウェブサイト
株式会社JERA Cross