関西国際空港に登場した「iiwan」の魅力
2025年3月27日、関西国際空港の国際線ラウンジ「KIX Lounge Premium」がリニューアルオープンしました。このラウンジでは、お子様向けに安全で環境に優しい食器「iiwan(いいわん)」が新たに採用されました。これは、子どもたちの健康と安全を第一に考慮した製品として、保護者にも安心して使用してもらえるように設計されています。
iiwanの素材と安全性
「iiwan」は、とうもろこしを原料とするポリ乳酸(PLA)を使用しています。この素材は、人体に無害で安全性が高く、さらに環境にも配慮されています。従来のプラスチックと異なり、天然の植物由来の素材から作られているため、安心してお子様に使わせることができます。
現在、iiwanは日本航空が運営するJALサクララウンジでも子ども食器として採用されており、羽田空港、成田空港、中部国際空港、新千歳空港、大阪国際空港、そして那覇空港など、複数の空港で広がっています。関西国際空港もこれに加わることにより、選択肢がさらに増えました。
ラウンジの新しい顔「KIX Lounge Premium」
関西エアポート株式会社が運営する「KIX Lounge Premium」は、広々とした空間と快適な設備を備えています。リニューアルによって、さらなるサービス向上を目指しており、家族連れやお子様連れの旅客に対しても快適な利用環境が提供されるようになっています。
iiwanのデザインと教育的配慮
iiwanのデザインには、食育の視点が取り入れられています。「自分で食べる力」を育むため、持ち手の丸みや厚みが工夫されています。これにより、小さな手でも持ちやすく、食事を楽しむことができる設計となっています。また、耐久性があり、色が剥がれる心配もありません。
幼児食器シリーズの成長
iiwanは、離乳食期から幼児食まで幅広く対応できるように開発されています。子どもたちが最初に使う食器として安全で、まさに成長の一助となることでしょう。
会社の信頼性と受賞歴
iiwanを製造する豊栄工業は、愛知県新城市に本社を持つ企業です。精密機械部品の設計や製造を手掛けており、iiwan食器シリーズは、赤ちゃんが始めて使う食器を目指し開発されました。2011年度にはグッドデザイン賞を受賞し、技術の高さが評価されています。さらに、2017年には文部科学大臣表彰科学技術賞(技術部門)を受賞し、国からその貢献が公式に認められました。
結論
関西国際空港のリニューアルオープンによって、これまで以上に魅力的なサービスが提供されるようになりました。新たに「iiwan」が採用されたことで、子どもたちも安心して楽しい食事の時間を過ごせることでしょう。子どもたちの健康と安全を第一に考えるこの取り組みは、今後も多くの家庭に広がっていくに違いありません。
【 iiwan公式サイト 】
https://iiwan.jp/
【関西エアポート株式会社プレスリリース】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000315.000045236.html