NPO法人聖母によるマラウイでの活動報告
特定非営利活動法人聖母(本部:東京都)は、2025年2月にアフリカのマラウイ共和国において、学校給食の支援活動を強化しました。この取り組みにより、地域の子どもたちの栄養状態の改善や学習環境の安定が大きく後押しされています。2025年2月に提供された給食の総数は、北部ムジンバ地区で318,719食、南部ブランタイヤ地区で27,823食、合計で346,542食に達し、子どもたちの日々の学びを支える重要な役割を果たしています。
日本大使館での祝賀レセプション
2月20日には、在マラウイ日本大使館が主催した天皇誕生日祝賀レセプションに招かれ、首都リロングウェにある国際会議場BICCで行われた式典に参加しました。この場には、セイボ・マラウイの現地スタッフも出席し、展示ブースを通じて学校給食支援の取り組みやその成果を紹介しました。政府や外交界の関係者、企業の関係者とのネットワーキングの貴重な機会となり、新たな協力関係を築く基盤を作りました。
設立9周年の記念式典
続く2月28日には、セイボの設立9周年を祝う記念式典がブランタイヤ市内で開催されました。Kriver幼稚園にて、調理スタッフによる給食実演が行われ、理事自らが子どもたちに給食を提供しました。式典の最後には、地域の皆様と共にケーキカットのセレモニーを行い、心温まる節目を祝いました。
学校長会議と調理方法の共有
この日の午後には、Mary Queen of Peaceホールで学校長会議も実施されました。会議では、帳簿記録の新たなルールや衛生的な調理方法、緊急時対応について議論され、参加校には新しい調理器具が配布されました。これにより、各校がより良い給食環境を整えるための具体的な手助けとなったことでしょう。
日本からの訪問者との交流
さらに、日本から派遣されたスタッフ・米山翔氏がマラウイを訪問し、活動現場の視察や地域住民との交流も行われました。この訪問は、支援者と現地を結ぶ大切な架け橋となり、双方向の理解をさらに深める機会となりました。
今後の展望
特定非営利活動法人聖母は、今後も持続可能な給食支援を通じて、子どもたちが安心して学べる環境づくりに貢献することを誓っています。現地での活動がさらに広がり、より多くの子どもたちに良質な教育と栄養が届けられることを心から願っています。
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特定非営利活動法人聖母
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公式ウェブサイト:
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