戦国時代を舞台にした新感覚の物語
現代の高校生がタイムスリップした幼馴染を救うため、スマートフォンを使ってナビゲートするという斬新な設定の漫画『電波のとどく時空(ところ)にいます』が、このたび刊行されました。著者の今村翠氏は、過去の作品『るるひかる-Vampire Memories-』でも独自の世界観を築いてきた才能豊かな作家です。
あらすじ紹介
本作の主人公は、陰キャオタクの駒田司。彼の幼馴染である遠藤颯人は、スポーツ万能のイケメン。幼い頃から共に過ごした二人でしたが、高校生となった今、すっかり距離が開いてしまったなかで、運命が動き出します。ある日、司は颯人に連絡を取ることになりますが、そこから意外な展開が待ち受けていました。
颯人がいる場所は、なんと戦国時代だったのです!通信が可能な彼のスマホを通じて、司は戦国時代の様子を画像や動画で受け取り、その風景から彼がどこにいるのかを導き出そうと奮闘します。「これってまさか、タイムスリップじゃないよな!?」という衝撃の事実が、時代を超えた友情の物語へと発展していきます。
魅力的なキャラクターたち
物語には多彩なキャラクターが登場し、それぞれの個性が物語をより魅力的にしています。司は現代の知識を駆使し、颯人は戦国時代の中でサバイバル能力を発揮します。この二人のコンビは、時空を越えた友情の絆を強調していて、読者はその成長を見守る楽しさがあります。
著者へのインタビュー
今村翠氏は、今回の作品について「現代と戦国時代のコントラストを楽しんでほしい」と語っています。彼女が描く独特なストーリー展開とキャラクターの魅力は、読者に新しい視点を提供し、ワクワク感を与えます。また、スマホを使った通信という現代的要素が、時代背景を超えて多くの人々に共感を呼び起こすことでしょう。
書籍情報
この作品は、2025年6月9日に第1巻が発売されます。コミックス形式でお手頃価格の770円(税込)で手に入るため、注目の作品です。ISBN番号は978-4-10-772834-0で、書店やオンラインショップで予約が可能となっています。
詳細は公式ウェブサイトでも確認できます。読者はぜひこの不思議な戦国トリップを体験し、新しい世界に飛び込む準備をしてみてください。
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