国際交流の場としての男子バレー交流試合、福岡で熱戦

男子バレーボール部の国際交流試合

2023年7月8日、日本経済大学の男子バレーボール部は福岡県太宰府市にあるアクシオン福岡でニュージーランド男子U20代表チームとの交流試合を実施しました。これにより、学生たちは国際的な舞台での競技を通じて、さまざまな経験を得ることができました。試合に臨む学生たちは、真剣な表情でプレーに集中。試合は双方のチームによって大いに盛り上がりました。

試合後の交流会では、選手たちが英語や身振り手振りを用いて積極的にコミュニケーションを図り、国境を超えた友情を育む様子が見受けられました。特に選手同士の笑顔が印象的で、スポーツを通じた絆の大切さを感じさせられる瞬間でした。

両キャプテンの心のこもったスピーチ

交流試合に参加した両チームのキャプテンが、それぞれのチームを代表してスピーチを行いました。日本経済大学男子バレーボール部のキャプテン、竹下和輝さん（商学科4年）は、「ニュージーランドから足を運んでくれた皆さん、そしてベン・レイン監督に心より感謝申し上げます。皆さんの技術やチームワーク、スポーツマンシップに触れることができ、私たちはとても刺激を受けました。この大会を通じて、国や言語を越えて心を通わせることが出来たことを嬉しく思います」と感謝の意を英語で述べました。

一方、ニュージーランド代表のキャプテン、ネタナ選手は「今日の試合は素晴らしいものでした。私たちは日本での経験と皆さんとの交流に情熱を持っています。ニュージーランドでは、バレーボールはまだ広まっていないスポーツですが、今回こうした機会をいただき、感謝しています」と語りました。

交流試合の背景

この交流試合は、福岡県が7月7日から16日までの期間にわたってニュージーランド代表チームを受け入れる合宿の一環として行われました。福岡県内のVリーグ所属チームや大学バレーボールチームとの交流を促進するための一つとして、日本経済大学男子バレーボール部の試合が設定されたのです。

また、福岡県は国際バレーボール連盟（FIVB）、オセアニアゾーンバレーボール連盟（OZVA）、日本バレーボール協会（JVA）との間で覚書を締結しており、アジア・オセアニア地域における若年層向けのバレーボール普及や振興にも取り組んでいます。

日本経済大学の教育理念

日本経済大学は、1956年に創立された都築学園グループに属し、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神に掲げています。日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学として、経済と経営に特化した多様な学部や学科を展開し、地域貢献にも精力的です。福岡キャンパスをはじめ、東京や神戸にもキャンパスを持ち、幅広い教育環境を提供しています。

今回の交流試合は、日本経済大学が国際的なネットワークを広げ、学生たちがグローバルな視点を持つことを促進する良い機会となりました。このようなイベントを通じて、選手たちの成長と友情がさらに深まることを期待しています。