福岡市の新策略
2025-04-16 15:54:34

福岡市博多区に介護付き老人ホーム用地を取得、提携による新たな成長戦略の模索

福岡市博多区における新たな土地取得の背景



本年度、当社は福岡市博多区において介護付き有料老人ホーム及び複合ビル用地を取得し、売主である株式会社セントベーネマネジメントとの間で定期借地権設定契約を締結しました。この取り組みは、当社が推進している「土地のオフバランス提案」の一環です。また、 JR博多駅からも近く、立地条件の良さが評価されています。

取得した用地の概要



今回取得した土地は、旧ドコモ九州住吉ビルの底地であり、約1765㎡の広さを誇っています。福岡市の中心部に近く、幹線道路にも隣接しているため、転用性の高い地域と位置付けられています。セントベーネマネジメントは、この土地を基に有料老人ホームやオフィスを兼ね備えた複合ビル「グランドタワー西博多ビル」の改修・運営を行う計画です。

土地のオフバランス提案の実績と意義



当社のアプローチである「土地のオフバランス提案」は、所有する事業用不動産を効果的に活用する手段として注目されています。資本コストや株価を意識しつつ、事業運営環境を変えずに資金調達を行うこの手法は、成長投資としても有益です。また、当社が展開するJINUSHIビジネスは、定期借地権を活用して土地への投資を行う独自の不動産手法です。実績としては、累計26件、約707億円に達しています。

地主プライベートリートの強み



当社グループによる「地主プライベートリート投資法人」は、長期にわたって底地を保有することから、テナント企業からの評価を獲得しています。契約終了時には再契約が前提となるため、安定した資産運用が可能です。これにより、他社に比べて柔軟な事業運営が実現できることが、当社の強みとなっています。

テナント企業の状況と今後の展開



最近、テナントの業种の多様化が進んでおり、特に老人ホームやホスピスといった社会的意義の高い事業者との関係深化に注力しています。セントベーネマネジメントは、福岡県や千葉県において有料老人ホームの開設・運営を行っており、当社と協力して累計3件の底地開発に成功しています。

テナント企業からは、超高齢社会の進展に伴い、介護付き老人ホームの需要が高まっている福岡県において、土地にかかる初期投資を抑えるためにJINUSHIビジネスの活用が評価されています。また、土地を売却し、リースバックすることで、その資金を建物の改装や運営に振り向ける計画も進行中です。

今後も当社は、地主グループとの協業や新たなプロジェクト展開を積極的に検討していく方針です。これにより、福岡市内での地域貢献はもちろん、さらなるビジネスの成長を図る所存です。


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会社情報

会社名
地主株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング13階
電話番号
03-6895-0070

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