NTT西日本グループとugoがビル管理業務をDX化
2024年9月11日から、NTT西日本グループとugoが協力して提供する新しいサービス「ロボメンおまかせビルパック」がスタートします。このサービスは、ビル管理業務のデジタル化を進めるために、人材不足という社会課題を解決することを目的としています。
サービスの背景と目的
ビル管理業務は人材不足が深刻な状況にあり、そこでNTT西日本グループとugoは、2023年11月からロボットを活用した実証実験を始めました。その中で、清掃や警備などの分野でロボットを使った効率的な業務遂行が可能であることが確認され、新しいDXサービスの提供に繋がったのです。
「ロボメンおまかせビルパック」とは
このサービスは、テルウェル西日本、NTTビジネスソリューションズ、NTTフィールドテクノ、ugoの四社が共同で提供するもので、清掃ロボットや警備ロボット、通信サービスなどをまとめて月額定額料金で利用できるものです。以下にサービスの概要を示します。
- - ロボット導入: 警備ロボット「ugo Pro」1台、清掃ロボット「RULO Biz」2台を提供
- - クラウドサービス: 自動化設定や業務レポートなど
- - 通信サービス: モバイルルーターまたは光回線に基づくWi-Fiアクセスポイント
- - 導入サポート: ロボットの組み立てやルート設定など
- - 保守サービス: 遠隔監視やリモートメンテナンス対応
これらのサービスは、ビル管理業務をより効率的にし、運営コストも削減できることを目指しています。
各社の役割
- - テルウェル西日本: 申込受付と清掃ロボットの提供
- - NTTビジネスソリューションズ: クラウドサービスの提供
- - NTTフィールドテクノ: 導入サポートと保守
- - ugo: 警備ロボットの提供
特徴・メリット
このサービスは、導入から運用のアフターフォローまで一貫して行うため、業務の相談や問題解決がスムーズに進行します。また、定期的なコンサルティングを通じて、運用改善の提案も行います。
将来の展開
今後は、ロボットの種類やクラウドサービスの拡充を図り、介護や小売など他業種にも展開を予定しています。人材不足解消に向けた取り組みは、ビル管理業務に留まらず、幅広い分野で期待されています。
お問い合わせ先
この新サービスに関する詳細や手続きについては、各社の担当部門に直接ご連絡ください。興味のある方は、公式ホームページも合わせて確認することをお勧めします。
この革新的なサービスが、ビル管理業務の未来をどのように変革するのか、今後の展開に注目です。