宿を通じたまちづくり「SHUKUBAプロジェクト」第二弾
株式会社宿場JAPAN(東京都品川区)が、宿を通じたまちづくり「SHUKUBAプロジェクト」の第二弾として、宿泊業に興味のある方や将来的に宿を開業したい方を対象にした起業支援プログラム「Detti(デッチ)プログラム」を正式にスタートしました。このプログラムを通じて、宿泊業に関する実践的な知識やスキルを提供し、開業準備を手厚くサポートします。
「Dettiプログラム」について
宿場JAPANは過去に10年以上にわたり、多くの宿を立ち上げ、運営を行ってきました。その豊富な経験を活かし、Dettiプログラムは、宿づくりに興味を持つ個人に向けて多彩なプログラムを提供しています。宿場JAPANの運営する宿に宿泊しつつオーナーと直接会話できるツアーから、休日を活用して参加できる短期コース、さらには半年間の住み込みプログラムまで、各自のライフスタイルに合わせた選択肢が用意されています。
特に注目すべきは「開業コース」です。このコースでは物件探しから地域の方々との関係構築まで、宿場JAPANが全面的にサポートし、参加者は宿を開業するための道筋を具体的に描くことができます。卒業後も、メンターや他の卒業生との情報交換の場が設けられ、さらなる学びや交流の機会が確保されています。
プログラムの詳細
1. 宿の運営経験が得られる
宿場JAPANが蓄積した宿泊施設開業や運営に関するノウハウを学べます。実際の就労やインターンシップを通じて、運営後の生活を体験し、実践に役立てることができます。
2. トータルサポートの提供
物件探しや資金調達、バックオフィス業務、マーケティングに対する支援も受けられます。特に開業コースでは、実際に不動産との出会い方や、開業後の人員採用、業務運営のノウハウを提供します。
3. 経験豊かな先輩からの支援
開業後も、Dettiプログラムを経て開業した先輩たちとネットワークを築けることが大きな特徴です。多岐にわたる相談が可能ですし、共に成長していく関係を築けます。
プログラム選択肢
Dettiプログラムには4つの具体的なコースがあります。自分のライフスタイルや目的に応じて、選択が可能です。
- - 修行コース(3ヶ月): 宿の運営や開業について学びたい方向け。実務経験を中心に考慮されるプログラムです。
- - 開業コース(6ヶ月): 宿泊業の開業を心に決めている方に向けたコース。実務を通じて、宿の運営に関する実践的な知識を身につけられます。
- - Dettiツアー: 宿のオーナーから直接話を聞くプログラム。宿泊体験を通じて、経営や運営について気軽に学ぶことができます。
- - Dettiインターン: 学生を対象に、3ヶ月間のインターンシップを通じて宿の運営に必要な経験を積むことが可能です。
卒業生の声から見る成功例
プログラムの効果を物語る卒業生も多くいます。例として、1期生の山上万里奈さんは古民家を改装し、見事に宿を開業しました。彼女は「修行の通りにやれば、安心して開業を迎えられた」と感謝の意を述べています。また、朴徹雄さんも、宿を開業してからも先輩たちと繋がりを持ち続けられていると語っています。
宿場JAPANの理念
宿場JAPANは、「小さな宿がまちを変える」という理念を掲げ、地域との関係を大切にしながら宿を運営しています。長年の経験を通じ、地域に溶け込む宿は、外からの人々を受け入れ、地域に新たな可能性をもたらすと信じています。今後も宿づくりやまちづくりに携わりたい方々を、全力で支援していく姿勢を貫いていくでしょう。
また、宿場JAPANは書籍「ゲストハウスがまちを変える」も出版しており、宿泊業の重要性や運営に関する情報を広く発信しています。
興味がある方は、ぜひ宿場JAPANの公式サイトから詳細をご覧ください。