五十嵐大介の移住魅力
2019-05-24 19:31:54
漫画家五十嵐大介が語る奥州市移住の喜びと地方文化の魅力
漫画家五十嵐大介が語る奥州市移住の魅力
岩手県奥州市において、地域の特性を生かした移住推進プロジェクト"ぺっこの森"が先日開催されました。このイベントでは、漫画家の五十嵐大介氏をはじめ、同市に住む人々が登壇し、地方移住や地域文化について語るパネルディスカッションが行われました。
このディスカッションでは五十嵐氏が自身の移住経験を元に、漫画『リトル・フォレスト』の制作過程や、奥州市での生活の魅力について話しました。彼は地方暮らしの中で体感したことが、どのようにクリエイティブな活動に活かされているのかを語り、地域の文化や伝統、そこに息づく生活習慣の意義を強調しました。
「その地方に伝わる物語を知ることには大きな価値がある。手間や時間をかけて行う活動は、都心部では味わえない豊かさを提供してくれる」と彼は述べ、参加者たちも共感の声をあげていました。
地域への理解を深める
会場で行われたディスカッションには、奥州市の地元でデザイン会社を経営する川島佳輔氏や地域おこし協力隊の田名部茜氏も参加しました。彼らは地方生活の中で感じた価値観や、地域住民とのつながりについても話を展開しました。効率化が重視される都会の生活とは異なる、地方特有の生活スタイルが持つ魅力を改めて感じさせてくれる内容でした。
また、マルシェでは奥州市から直送された新鮮な朝採れ野菜や特産品も販売され、参加者たちは地域の恵みを味わいながら交流を深める時間を持ちました。特に江刺リンゴを使った加工食品は、参加者たちにとって大きな好評を得ていました。
"ぺっこの森"の取り組み
"ぺっこの森"というプロジェクト名は、岩手県の方言で「少し」や「小さい」を意味する「ぺっこ」と、豊かさを象徴する「森」から名付けられました。このプロジェクトは、地域の豊かさや丁寧な暮らしを紹介し、東京を中心とする都市部と地方をつなぐ新しい形の取り組みです。地元の企業の協力を得て、地域文化のプロモーション活動を展開しています。
地方の暮らしの魅力を伝えることが目的の一つであり、参加者はその取り組みが地域の新しいストーリーを紡ぐ手段であることに気づかれることと思います。
次回のイベントは、"ぺっこの森の人と米と酒"と題されたもので、6月22日に東京で行われる予定です。岩手県前沢での酒作りをテーマとしたこのイベントには、地域密着の酒蔵から杜氏を招き、日本酒の魅力について学ぶ機会が提供されます。
このような取り組みを通じて、五十嵐大介氏が持つ地域への愛や理解が広がり、地方の魅力がより多くの人々に伝わることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社スキヤキッド
- 住所
- 東京都港区高輪1丁目27番37号1003
- 電話番号
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