地域資源を生かした新しいラム酒製造の挑戦
このたび、事業投資型クラウドファンディングを利用し、馬宿蒸溜所による独自のラム酒制作プロジェクトが始まりました。運営するのは、ミュージックセキュリティーズ株式会社。取り組みのバックボーンとなるのは、美馬産業株式会社が自社蒸留所で手がける“和三盆糖蜜ラム”です。取り組みの特徴は、江戸時代から続く伝統的な砂糖「和三盆」の糖蜜を原材料に使用し、ハイブリッド蒸留器で手作業で仕込むことです。このファンドでは、和三盆ラムの生産拡大を目指します。
商品の特長と魅力
今回募集されるファンドでは、出資者特典として、完成したラム酒「RON SETO」が提供されます。このラムは、和三盆の糖蜜を原料にしたホワイトラムで、穏やかな香りとやさしい甘みが特徴です。美馬産業が手がけることで、地域の特性が-特に四国の恵みが反映されています。
実際のラム酒は、甘みを感じるだけでなく、豊かな香りも楽しめる一品。まさに香川・徳島の風土を感じることができる飲み物です。毎日の一杯が特別な体験となることでしょう。
参加方法とファンドの詳細
本ファンドは先着300口の募集です。1人につき1口のみの申し込みが可能で、出資金として20,800円が必要。この金額には出資金20,000円と取扱手数料800円が含まれています。集まった資金は、ラムの原材料仕入れ費用や業務委託費用に使われ、これによりラム酒の製造を拡大します。
ファンドに参加することで、美馬産業の挑戦を応援できるだけでなく、和三盆ラムという新たな特産品を手に入れるチャンスです。出資後には、自宅で特別な一杯を味わうことができます。
地域との連携と未来へのビジョン
美馬産業は1927年に創業し、地域密着型の事業を展開してきました。最近では、香川の伝統的な和三盆糖蜜を利用したラム酒の開発に成功し、2024年にはJR高松駅ビル内にスタンディングバー「RUM STAND UMAYADO」をオープン予定です。これにより、地域資材を用いた商品の魅力や酒文化を広げていくことが期待されています。
また、「セキュリテナイト」というイベントでは、代表の美馬宏行氏が「ラムの常識を超える挑戦」として、和の甘みと蒸留技術を融合させた取り組みを紹介しました。この新たな試みは、地域だけでなく全国の人々に注目されています。
メッセージ
美馬社長は、7年の歳月がかかったラム酒造りの決意を語り、より多くの人々に和三盆ラム酒を届けたいと願っています。彼にとって一杯の酒を通じて、地元の文化や香川・徳島の魅力を広めることができれば、すべての努力が報われるとの思いが伝わってきます。
このファンドへの参加は、地域資源を生かした新たな製品を支援するだけなく、四国のラム酒文化を全国へと広める重要な要素でもあります。特別なラム酒を味わいながら、このプロジェクトの一翼を担ってみてはいかがでしょうか?
ファンドの詳細は、公式サイトで確認してください。新たな一杯が、あなたの元に届くことを楽しみにしています。