空のカーボンニュートラルシンポジウムvol.3の開催について
国土交通省は2023年1月31日、「空のカーボンニュートラル」シンポジウムvol.3を開催します。このシンポジウムでは、持続可能な航空燃料(SAF)の理解促進と利用拡大が目指され、航空分野における脱炭素化についての議論が行われます。国土交通省は経済産業省資源エネルギー庁と共催し、2050年に向けたカーボンニュートラル化の実現に向けた取り組みを具体化させていく考えです。
シンポジウムの意義
持続可能な航空燃料(SAF)は航空機の燃料として使用されるものであり、従来の石油系燃料に比べて環境への負荷が大幅に低減されることから、航空脱炭素化の切り札とされています。これにより、日本の産業全体における持続可能性の向上にも寄与することが期待されています。本シンポジウムを通じて、SAFをさらに広く認知させ、その利用促進を強化するための方策が模索されます。
シンポジウムの概要
- - 日時:令和7年1月31日(金)13:00~17:00
- - 開催方式:ハイブリッド形式(無料、要事前登録)
- - 会場:飯野ビルディング4階イイノホール&カンファレンスセンターRoom A(東京都千代田区内幸町2丁目1番1号)
- - オンライン配信:YouTubeでライブ配信
- - 定員:会場約250名
プログラムの詳細
シンポジウムには、様々な議題が設定されています。基調講演では「航空脱炭素化とSAFの役割」というテーマで、株式会社三井物産戦略研究所の専門家が登壇します。続いて、SAFの製造および認証に向けた取り組みや、利用促進のための施策に関する議論が行われ、全国各地からの意見交換が期待されています。
議題の一部
1.
SAFの製造及び認証に向けた取り組み
- コスモ石油株式会社による国産SAFの製造についての発表
- ENEOS株式会社からSAFのサプライチェーンの構築に向けた取り組み
2.
SAFの利用促進
- 成田国際空港株式会社がSAFの利用促進に向けた最新動向を共有
3.
認知拡大に向けた取り組み
- 日揮ホールディングス株式会社が民間企業や自治体との連携を紹介
パネルディスカッション
最後に、コーディネーターの山内弘隆氏(武蔵野大学 特任教授)が進行するパネルディスカッションも予定されています。航空業界の代表者を交え、「SAFの認知度向上のために必要なこと」について熱い議論が交わされるでしょう。
参加方法
参加を希望する方は、2023年1月24日(金)17時までに申し込みが必要です。定員を超えた場合には、オンライン参加の案内が行われます。報道関係者の方は、取材希望の際には1月30日(木)17時までに別途申し込みを行ってください。
お問い合わせ先
航空局航空戦略室の吉村と長谷が、問い合わせに応じます。さらに、プレス関係の申し込みについては、PR事務局(株式会社イニシャル)までご連絡をお願いいたします。
このシンポジウムは、航空業界の未来を考える貴重な機会です。持続可能な社会を築くための一歩を踏み出しましょう。
詳細情報や申し込みは、公式サイトをご覧ください。