3大夏風邪が本格化!子どもの夏風邪は親にも影響大!?
近年、夏の時期に風邪をひく人が増えています。特に、小さなお子様がいる家庭では、お子様の風邪が原因で親も風邪をひいてしまうケースが多いようです。
大正製薬株式会社が行った調査によると、0~12歳のお子様がいる家庭では、なんと47%もの親が夏の時期に風邪をひいた経験があることが明らかになりました。
夏風邪の代表格として、手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱の3大夏風邪があります。これらの病気は、主に乳幼児や子どもに感染しやすいですが、大人も感染する可能性があります。
3大夏風邪の発生時期と特徴
3大夏風邪は、6~8月の夏の時期に特に感染者が増える傾向があります。
手足口病は、口の中や手足に水疱性の発疹が現れるのが特徴です。
ヘルパンギーナは、発熱に続いて喉の痛みや口の中に発疹が現れます。
プール熱は、正式名称を咽頭結膜熱といい、プールでの感染が多いことからその名が付けられました。結膜炎などの目の症状が現れるのが特徴です。
3大夏風邪の見分け方
3大夏風邪は、症状が似ているため、見分けが難しい場合があります。それぞれの病気の特徴を理解し、適切な対処法を行うことが大切です。
手足口病 | 口の中、手足に水疱性の発疹 | 手足にも発疹が出る | 安静、水分補給、薬物療法 | 手洗い、うがい、消毒 |
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ヘルパンギーナ | 発熱、喉の痛み、口の中に発疹 | 口の中にのみ発疹が出る | 安静、水分補給、薬物療法 | 手洗い、うがい、消毒 |
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プール熱 | 発熱、目の痛み、結膜炎 | 目の症状が特徴的 | 安静、水分補給、薬物療法 | 手洗い、うがい、消毒、プール後のシャワー |
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夏風邪の予防
夏風邪は、ウイルス感染によって引き起こされるため、予防が重要です。手洗いうがい、消毒など、基本的な感染対策をしっかり行いましょう。
特に、お子様は手洗い、うがいを頻繁に行うことが難しい場合があります。大人も、お子様と接する際は、こまめな手洗いうがいを心がけましょう。
まとめ
夏風邪は、子どもだけでなく大人も感染する可能性があります。3大夏風邪の特徴を理解し、適切な予防と対処を行うことで、健康な夏を過ごしましょう。