松阪市の新教材
2024-11-22 12:34:19

松阪市の全中学校でプログラミング教材が導入されました

プログラミング教育が重要視される中、三重県松阪市において、全市立中学校で「ライフイズテック レッスン」が導入されたことが発表されました。この取り組みは、約3,900名の生徒にデジタル技術を楽しく学ぶ機会を提供します。

夢を育む教育理念


松阪市は「夢を育み 未来を切り拓く 松阪の人づくり」を教育理念として掲げ、社会が急速に変化する中で、子どもたちに必要なスキルを身につけさせることを目指しています。GIGAスクール環境下で、先端技術を活用した個別最適な学びや共同学習の実現に向けた取り組みが進められています。

導入経緯


この教材の導入は、令和4年度に松阪市とライフイズテックが締結した連携協定に基づいています。この協定により、全市の公立中学校11校において統一的な教材として「ライフイズテック レッスン」を採用することが決まりました。今後は、技術科だけでなく、多様な教科と連携しながら地域探求型学習の情報発信ツールとしても活用される予定です。

地域探究型学習の新たな形


松阪市の中田雅喜教育長は、子どもたちが地域課題を発見し、解決への挑戦を通じて確かな学力を育成することを目指していると語っています。例えば、ある中学校の生徒たちは、地域活性化に向けて復活した松阪原産の伝統的野菜に関するプロジェクトを立ち上げ、その栽培方法や調理法を探求し、オリジナルのウェブサイトを作成することで発信しています。これにより、地域への理解が深まるとともに、プログラミング技術の習得が図られています。

教材の魅力


「ライフイズテック レッスン」は、プログラミング教育未経験の先生方でも簡単に使えるように設計されています。生徒は自分のペースで学習可能であり、教員は各生徒の進捗をリアルタイムに把握できるため、個々の学習ニーズに応じた指導が実現できます。

这には、楽しく学べるカリキュラムや、HTMLとCSSを用いたオリジナルウェブサイト制作、JavaScriptによる双方向コンテンツ制作のサポートが含まれており、学ぶ楽しさを実感しながら技術を身につけることができます。また、先生方には指導案や評価指標など、充実したサポートが提供されているため、教育現場でも安心して導入できます。

現在、「ライフイズテック レッスン」は全国で600以上の自治体、4,400校で導入されており、約135万人の中高生が利用しています。ライフイズテックは、教育を通じて地域格差なく、デジタルを活用できる人材の育成に寄与し続けていく方針です。

未来の教育へ向けた持続的な取り組み


松阪市でのプログラミング教材の導入は、地域の子どもたちに新たな学ぶ場を提供するとともに、次世代の教育環境を整えるための第一歩となります。今後もライフイズテックは、教育現場と連携しながら子どもたちが楽しみながら学べる環境を整えていくことでしょう。

プログラミング教育が進化する中、松阪市が手本となる取り組みを進め、全国の教育現場にも広がっていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
ライフイズテック株式会社
住所
東京都港区南麻布2-12-3南麻布ビル1F
電話番号

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