中国製造業市場調査レポートの提供開始
株式会社クルーズが中国のgongkong社と業務提携を結び、製造業向けの市場調査レポートを日本語で提供することになりました。gongkong社は、年間5億PVを誇るエンジニア向け情報サイトを運営しており、この10年以上、製造業に特化したマーケティング調査とコンサルティングを展開しています。
gongkong社の実績
gongkong社は1999年に設立され、北京に本社を構える企業です。主な事業内容には、製造業エンジニア向け情報サイトの運営や市場調査レポートの作成・販売が含まれており、約100タイトルの定期発行の「標準レポート」に加えて、カスタムレポートも提供しています。これまでに多くの大手外資系企業がこのサービスを活用しており、その中にはABBやシーメンス、ロックウェルなどがあります。
提供されるレポートの特徴
同社が発行している市場調査レポートは、日本語版を含む複数の言語で提供されており、情報のボリュームも合わせて5万〜10万字程度と、詳細で信頼性の高いデータに基づいています。また、納期も迅速で、中国語・英語のレポートは2〜3営業日で、翻訳を含む日本語版は追加で約10営業日がかかるとのことです。
CEOからのコメント
gongkong社のCEOである李小勇氏は、「中国製造2025やインテリジェント製造業戦略において、中国の製造業は重要な役割を持っています。特に、産業のオートメーション化は新たに4兆元を生み出す可能性があり、これは世界でも非常に魅力的な市場です」と語っています。
さらに、今回のクルーズとの協業については、「私たちは中国の製造業における市場調査とコンサルティングの実績を活かし、Win-Winの関係を築くことを目指しています。日本企業が中国市場で成功するために、それぞれのリソースを共有し、関係性を活用して支援していくことが大切です」と強調しています。
クルーズ社のグローバル展開
株式会社クルーズは、自社の製品をインターネット技術を通じて世界市場にアピールすることで、製造業のグローバル化を支援しています。昨年には国内向け製造業ポータルサイト「Cluez Japan」や、台湾向けサイト「Cluez Taiwan」を始めるなど、海外市場への取り組みを進めてきました。
今回のgongkong社との提携は、さらなるマーケティング支援の一環として位置づけられており、中国製造業市場の深い理解を促すための新たなステップとなるでしょう。今後、日本の製造業メーカーが中国市場に進出しやすくなることが期待されています。
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