奈良ホテル、全館休館前の新たな試み
奈良市に位置する奈良ホテルでは、大規模リニューアル工事を控え、2026年1月から5月末まで全館休館となります。その前に実施するのが、プロモーション「“Register” ―今を記録し、未来へ―」です。このプロモーションは、奈良ホテルの休館までの100日間をカウントダウンする日めくりカレンダーを設置し、特別な体験としてARフォトフレームを用意しています。
日めくりカレンダーの概要
日めくりカレンダーは2025年9月26日から2026年1月4日までの期間設置され、神前式場「蓬莱の間」で使われていた机をアップサイクルして作られたものです。このアイテムには、奈良ホテルの象徴である「鳥居」がデザインされており、独自のデザインで他にはない存在感を放っています。SDGsへの取り組みとしても重要な役割を持っており、責任ある消費を促進する意図が込められています。
ARフォトフレームとは
さらには、ARフォトフレームを通じて、休館までの日々を記録する体験も提供されます。このフォトフレームは奈良県出身のデジタルクリエイター・オルコエトー氏がデザインしており、この期間にしか手に入らない作品となっています。AR技術を利用して、現実とバーチャルの融合を楽しむことができ、旅行者はこの特別な体験を通じて思い出を残すことができます。
プロモーションの背景
このプロモーションは、創業115周年を迎える奈良ホテルの一環として行われ、顧客にとって歴史的な瞬間を共有する機会ともなっています。宿帳の修復など、当館が持つ歴史を尊重しつつ、未来へのメッセンジャーである宿帳を象徴とした活動を行います。奈良ホテルは長い歴史を持ち、観光地としても人気のある場所であり、多くの人々に愛される存在です。
休館の詳細
全館休館は2026年1月4日から始まり、5月下旬まで続く予定です。その間、本館は縮小営業を行い、宿泊サービスや飲食サービスを一部提供する計画です。具体的な営業再開日は2026年6月上旬を見込んでいます。
SDGsと地域貢献
JR西日本ホテルズは、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを通じて、地域に密着した事業運営を行っています。今回のプロモーションもその一環で、地域や環境に配慮しながらサービスを展開し続ける姿勢が見て取れます。
おわりに
奈良ホテルのプロモーション「Register」は、過去と未来を結ぶ特別なカウントダウンイベントとして、多くの来館者に新しい体験を提供します。ぜひ、自分自身の「今日」をしっかりと記録し、この機会に奈良ホテルを訪れてみてはいかがでしょうか。詳しい情報は公式ホームページやSNSで確認できます。