株式会社朝日工業社が高性能温湿調機を発表
株式会社朝日工業社は、精密空調機ASCシリーズの上位モデルである「高性能温湿調機」を新たにリリースしました。この製品は、気温や湿度を高精度で制御することができ、特に半導体製造工程での使用が期待されています。
高精度な温湿度制御がカギ
現代のスマートフォン、パソコン、IoTデバイス、自動車などには、FPD(フラットパネルディスプレイ)や半導体が不可欠です。これらの製品を製造する過程では、温度や湿度、さらには清浄度の管理が極めて重要です。
新しい高性能温湿調機は、従来のASCシリーズの温度制御±0.5℃を大きく上回る、±0.05℃の精度を誇ります。また、湿度についても±0.5%RHでの制御が可能です。このような高精度な制御が、半導体製品の品質に直結します。
半導体製造の新たな一手
この高性能温湿調機は、北海道千歳市にRapidus株式会社が新設する半導体製造工場において、環境装置として採用されています。2024年12月に納入予定のこの装置は、半導体露光装置周辺の密閉空間に温湿度を適切に制御したエアーを供給し、「露光」工程の生産性を向上させる役割を担います。
経験に基づく信頼性
朝日工業社は、1925年から「空気・水・熱の科学に基づく技術」によって最適な空間を提供し続けてきました。設備工事事業や機器製造販売事業を展開し、工場や研究施設、データセンターなどの空調や衛生設備の設計・施工を手がけています。これらの経験は、新製品の信頼性にもつながっています。
さらなる発展を目指して
今後も、朝日工業社はこれまで培った超精密な制御技術を活かし、様々な産業施設や研究施設への最適な空間提供に努めていく考えです。この新たな高性能温湿調機を通じて、さらなる販売拡大を目指しています。
製品詳細やお問い合わせについては、株式会社朝日工業社の
公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ先
もし詳細な情報をお求めの場合は、直接お問い合わせいただくと良いでしょう。新製品の性能や特徴について、具体的な説明が得られるはずです。