LIFEHUBの新電動車いす
2022-08-23 13:11:00
LIFEHUBが次世代電動車いすを開発、資金調達で未来の移動を切り開く
次世代の移動体を目指すLIFEHUB株式会社
LIFEHUB株式会社は、新型の椅子型モビリティの開発に特化した企業で、その理念は「人類の身体的な制約からの解放」です。この理念のもと、最新のロボティクス技術を駆使し、全ての人が自由かつ豊かな生活を享受できる未来を目指しています。
今回、LIFEHUBは1.6億円の資金調達を行い、その資金を次世代型電動車いす「TRANSELLA(トランセラ)」の開発に活用します。TRANSELLAは、ユーザーが車いすに乗ったままで、立ち上がったり、歩いたり、障害物を乗り越えたりといった動作を可能にする革新的な製品です。
TRANSELLAの特徴
1. 起立機能
TRANSELLAの最大の特徴は、電動車いすに搭乗したまま約50cm立ち上がることができる起立機能です。これにより、ユーザーは他者との視線を合わせやすくなり、また高い場所の物を簡単に取ることができます。これまで、車いすユーザーは日常生活で大きな心理的・物理的障壁を感じていましたが、TRANSELLAはそれを軽減します。
2. 小回り機能
TRANSELLAは半径40cmの小回り機能を備えており、狭いスペースでもスムーズに移動できます。また、360度自由に方向転換ができる機能も搭載予定で、起立した状態でも方向転換が可能になります。これにより、日常生活の多様なシーンで使いやすさが向上します。
3. エスカレーター乗降機能
さらに、TRANSELLAはエスカレーターに乗降できるという新しい機能を実装しています。この機能によって、車いすユーザーは外出先でエレベーターを探す手間を省き、他の人と同じルートで移動できるようになります。特にショッピングセンターや駅などの大規模な施設では、この機能が移動の利便性を大いに向上させるでしょう。
投資家の期待とコメント
LIFEHUBのプロジェクトには多くの支持が集まっています。インキュベイトファンド株式会社の代表パートナーである赤浦徹氏は、LIFEHUBが目指す「AaaS(Augmentation as a Service)」の実現に期待を寄せています。また、株式会社ナノバンクの山本裕次氏も、最先端のテクノロジーで全ての人を身体的制約から解放するというLIFEHUBのビジョンに強く共感しています。
今後の展望
今回の資金調達を経て、LIFEHUBは2023年末にTRANSELLAを市場投入することを目指しており、従業員一同、開発を急ピッチで進めています。中野裕士CEOは、「この電動車いすの製品化により、車いすユーザーが日常生活で感じている障壁を解消できると考えています」と語っています。
採用活動も強化中
LIFEHUBでは、身体の冒険をテクノロジーで進化させる仲間を募集しています。興味のある方は、公式サイトの採用情報ページをチェックしてみてください。未来の移動体を共に作り上げる一員としてのあなたの参加を歓迎します。
LIFEHUBの動きにますます注目が集まっています。次世代型電動車いすTRANSELLAの今後を見守りましょう。
会社情報
- 会社名
-
LIFEHUB株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門五丁目9番1号麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 5F
- 電話番号
-
03-6555-4320