日本初の古酒専門酒蔵で新たな体験を!
兵庫県加古川市に位置する『日本の古酒蔵』が、2025年8月から観光客向けの見学ツアーを定期的に開催します。この酒蔵は、日本で初めての古酒専門の共同蔵置場として知られており、158銘柄もの貴重な古酒が貯蔵されています。ツアーでは、歴史ある酒蔵の内部を実際に見学し、古酒の魅力を存分に味わうことができます。
古酒の魅力に迫る見学ツアー
見学ツアーでは、日本酒や古酒の歴史についてのレクチャーがあり、その後貯蔵エリアを見学します。貯蔵されている古酒は、全て10年以上熟成されたものであり、見学者はその製造現場の雰囲気を肌で感じられます。また、酒蔵内に併設された「古酒BAR 匠」では、厳選された古酒の飲み比べ体験ができる点も魅力です。
ツアーは8月の中旬から始まり、初回は8月16日と17日に予定されています。参加費は2,000円で、各回の定員は10名と限られているため、早めの申し込みが推奨されています。
合わせて楽しむ古酒文化
『日本の古酒蔵』は、株式会社匠創生が運営する施設で、2020年から始まった「古昔の美酒」というプレミアムブランドの古酒を提供しています。このブランドは、全国の酒蔵から集められた10年以上熟成された古酒を厳選して販売するもので、さらに2023年には新たに共同蔵置場を設立し、古酒市場の活性化に寄与しています。
古酒は、時の流れが生み出す特別な風味と香りが魅力です。『古昔の美酒』では、熟成によって深みのある味わいが実現されており、冷蔵設備を使わない常温熟成にこだわっています。これにより、持続可能な方法で日本の伝統文化を後世に伝え続けています。
安定した評価と世界的な認知
さらに、このブランドは世界のコンペティションで5年連続最高ランク賞を受賞しており、その評価は非常に高いものです。インターナショナル・ワインチャレンジやKura Masterなど、多くの国際的なコンテストで金賞を獲得しています。
ツアーを通じて、参加者は古酒の製造過程や楽しみ方を直接学ぶことができ、地域の活性化ともつながる新たな体験を提供します。日本の誇りとも言える古酒文化を実際に感じ、共に楽しむ素晴らしい機会です。
お申し込みと注意事項
参加希望の方は、公式ウェブサイトから申し込みが可能です。問い合わせは、株式会社匠創生まで。電話またはメールで気軽にお問い合わせください。
この見学ツアーは、古酒ファンにとって、また日本酒文化を新たに知りたい方々にとっても、有意義な体験となることでしょう。