「音の日」に響く未来の音楽、学生たちの才能を称える受賞式

音楽の未来を担う学生たちの才能を発表！

12月6日は「音の日」として広く知られており、これは1877年にトーマス・エジソンが初めて音を記録・再生する蓄音機を完成させた日です。この特別な日を祝うため、一般社団法人日本オーディオ協会は毎年、学生による音楽録音作品コンテスト"ReC♪ST"を開催しています。このコンテストは、第10回目を迎え、若い世代のクリエイティブな活動を支える重要な機会として位置づけられています。その結果、2023年度の受賞者が発表され、多くの才能が明らかになりました。

受賞者一覧

今年のコンテストでは、以下の優秀作が選ばれました。

- 最優秀賞

川上茉莉さん（尚美学園大学）

- 優秀賞

中村颯汰さん（名古屋芸術大学）

- 優秀企画制作賞

吾郷友聖さん（HAL東京）
日比奏妙さん（名古屋芸術大学）

- 優秀録音技術賞

錦織百加さん（尚美学園大学）

- 奨励賞

小松美咲さん（HAL東京）
田中晴野さん（九州大学大学院）
森内慎之助さん（東京藝術大学）

この多様な受賞者たちは、学生音楽の領域においてその技術や音楽性、企画力を証明しました。

ReC♪STコンテストの意義

ReC♪STコンテストは、音楽のプロを目指す学生にとって重要な登竜門です。このイベントでは、自らの作品をプロの審査員に評価してもらえる機会を提供しており、受賞者の中からはその後、音楽業界で活躍する者も多くいます。毎年、クリエイティブなアイデアをもった学生が応募し、数多くの素晴らしい作品が誕生しています。

2023年からは愛称を「ReC♪ST」と変更し、より多くの学生に親しみやすいコンテストとして新たなスタートを切りました。具体的な実践を通じて、生徒たちは音楽の創作だけでなく、録音技術など、多面的なスキルを身につけることができます。

「音の日」という特別な意味

「音の日」は、音にかかわるさまざまな団体と連携して、毎年12月6日に行われるイベントです。日本オーディオ協会は音声技術の発展を祝い、"ReC♪ST"を開催する他にも、日本プロ音楽録音賞や音の匠の顕彰式など、音楽と音に関連する多様な活動を行っています。

この日、世界中の音楽愛好家が音の魅力を再認識し、新しい音楽の潮流に目を向ける機会にしてほしいと思います。音楽の未来は、こうした若い才能によって徐々に形作られていくことでしょう。