岐阜県飛騨市、デジタル郵便サービスで通知業務の効率化を実現
近年、デジタル化が進む中、自治体においても業務の効率化が求められています。そんな中、岐阜県飛騨市は、xID株式会社が提供するデジタル郵便サービス「SmartPOST」を導入し、通知業務の処理時間を90%も削減することに成功しました。これにより、職員の業務負担が軽くなり、市民の皆さんの利便性向上にも寄与しています。
デジタル化が求められる背景
通知業務は、自治体が住民に重要な情報を伝えるための大切な業務ですが、職員にとっては多くの時間と手間がかかる作業です。また、2024年10月から郵便料金が値上がりすることが予想されているため、デジタル化の必要性が高まっています。そこで、xIDが開発した「SmartPOST」が飛騨市で導入されることとなりました。
「SmartPOST」の効用
「SmartPOST」は、マイナンバーカードを利用したデジタル郵便サービスで、住民はスマートフォンからいつでもどこでも自治体からの通知物を受け取ることができます。このサービスにより、通知物の管理が簡素化され、郵送費用の削減にもつながります。特に、飛騨市では庁内の職員向け通知のデジタル化を進めることで、業務効率が大幅に改善されています。
成果の具体例
「SmartPOST」を導入した結果、2024年2月時点で飛騨市では複数の通知物のデジタル化が進められ、業務処理時間の90%削減を実現しました。さらに、通知内容の認知度が向上したことで、職員によるリマインドが不要になり、稼働時間の削減にも寄与しています。
今後の展望
飛騨市では、さらなる通知物のデジタル化を促進していく予定です。xIDは、自治体の業務効率化と住民の利便性向上を目指し、今後も「SmartPOST」の導入後のサポートを続けていきます。また、「SmartPOST」に興味を持つ自治体の担当者は、ぜひ公式サイトから問い合わせをしてみてください。
xIDについて
xID株式会社は、マイナンバーカードやデジタルIDを駆使し自治体の課題解決や新規事業の創出を支援するGovtechスタートアップです。私たちは、デジタル化が進む社会に対応し、信頼できるデータの利活用を推進することに注力しています。今後も、より良い社会を目指して、さまざまな取り組みを進めていく所存です。
参考リンク