長与町と「おいくら」の新連携
長崎県長与町は、株式会社マーケットエンタープライズと新たなリユース事業に関する協定を結び、2023年2月24日から連携を開始します。この取り組みは、長与町の廃棄物を削減し、循環型社会の構築を目指すものです。今回の連携では、マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を活用します。これにより、町民が不要品を捨てるのではなく、再利用できるようになります。
背景と経緯
長与町は近年、ごみ処理費用の上昇と、捨てられる不要品の中にリユースが可能なものが多く含まれていることを課題として認識していました。この問題を解決するために、町民へのリユース情報を充実させる新しい施策を検討していました。一方、マーケットエンタープライズは、「持続可能な社会を実現する最適化商社」というビジョンのもと、リユース事業を中心に活動しています。両者のニーズが一致したことで、今回の協力が実現しました。
「おいくら」とは?
「おいくら」は、マーケットエンタープライズが提供するリユースプラットフォームです。このサービスを利用することで、不要品を売りたい方は一度の査定依頼で、全国の加盟リユースショップからの見積もりを受け取ることができます。一括査定により、買取価格や方法を簡単に比較できるため、継続的な利用者も増えており、これまで155万人以上の方が利用しています。
長与町のリユース課題と「おいくら」の解決策
長与町では、希望者に対する有料での粗大ごみ収集を行っていますが、自宅から運び出す必要があり、大型や重いアイテムの処理が難しい場合があります。しかし、「おいくら」を利用することで、自宅に訪問して不要品を運び出してもらうことができ、特に重量物や大型アイテムの買取が容易になります。また、家電リサイクル法に基づく製品も、まだ使える状態であれば買取対象となります。
今後の展望
新たな取り組みは、長与町のウェブサイトを通じて、直接不要品の査定申し込みをすることが可能になります。本協力により、リユース市場の活性化や不要品の削減が期待され、自治体の廃棄物処理コストの削減にもつながります。この新たなアプローチが町民に普及することで、「廃棄物ではなくリユース」という選択肢が増え、リユース意識の向上にも寄与することが期待されています。
長与町について
長与町は、長崎市の中心部から約10キロメートル離れた位置にあり、自然に恵まれた地域です。柑橘類の栽培が盛んな純農村地域であり、長崎市へのアクセスも良好です。交通の便が良く、通勤や通学の利便性が高い都市機能と自然環境が調和した地域として人気があります。
マーケットエンタープライズについて
マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心に様々な事業を展開しており、2006年の設立以来成長を続けています。「おいくら」や他のリユースプラットフォームは、340以上の自治体で導入されています。これからの長与町との連携により、地域社会の持続可能性が一層高まることが期待されます。