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クボタがOracle NetSuiteを導入し、東南アジアの水環境事業を進展させる

2025年7月22日、日本オラクル株式会社は、株式会社クボタがタイ、ベトナム、フィリピンにおいて水環境事業を加速させるために「Oracle NetSuite」を導入したと発表しました。この統合ビジネススイートの導入によって、各国の拠点で共通の業務基盤を整備し、会計や調達、在庫管理、販売、プロジェクト管理のプロセスを可視化することが可能になります。これにより、内部統制が強化され、業務の効率化が図られます。

クボタは、食料、環境、そして水に関連するソリューションを世界120カ国以上に提供しており、特に水環境事業では多くの重要な役割を果たしています。しかし、これまでの業務運営では、表計算ソフトや紙を用いた情報の分散管理が行われており、その結果としてヒューマンエラーのリスクや業務の重複が問題となっていました。損益やプロジェクトの進捗情報をリアルタイムで把握するのも難しく、経営判断を迅速に行う上でも多くの課題がありました。

そこで、クボタは短期間でコストを抑えつつ導入でき、変化に対する対応力が高い「NetSuite」を選択しました。水環境カンパニーASEAN統括部の成家将吾氏は、「タイ、ベトナム、フィリピンの3カ国の水環境事業の現地法人に『NetSuite』を一斉導入しました」と述べ、システムの多言語・多通貨対応が各国の課税制度にも柔軟に対応できることを強調しています。また、情報を一元管理できるようになることで、内部統制と業務効率化が実現し、経営判断の迅速化にも大きく寄与するとしています。

日本オラクル株式会社の執行役員、NetSuite事業統括 日本代表の渋谷由貴氏も、「グローバルな事業拡大には柔軟かつ拡張性の高いシステムが必要です。『NetSuite』は、使いやすさ、コスト効率、拡張性の面で最適です」と語り、クボタの水環境事業の持続的成長を支えるパートナーの役割を果たすことを確信しています。

Oracle NetSuiteについてですが、このシステムは25年以上にわたり、様々な企業が迅速かつ効率的に目標を達成するための支援を行ってきました。統合型ビジネスシステムとして、強力な財務管理、サプライチェーン管理、カスタマーエクスペリエンス、人事機能を提供します。現在、219の国と地域で42,000社を超える顧客に利用されています。クラウド型のERPとしては、No.1のソリューションです。

また、Oracle、Java、MySQL、NetSuiteといった商標は、Oracle Corporation及びその子会社の登録商標であり、NetSuiteは新しい時代のクラウド・カンパニーとして、様々なビジネスニーズに応えています。

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