KATE DANCE CAMP 第4回開催
グローバルメイクアップブランド『KATE(ケイト)』が新たな試みとして、10月より「KATE DANCE CAMP」を開催しました。このイベントは、メイクを通じて自分自身を見つめ直し、表現の幅を広げることを目的としたワークショップです。参加したのは私立二松学舎大学附属高等学校のダンス部生徒39名で、現在注目されているプロダンスリーグD.LEAGUEのSEPTENI RAPTURESと共同で行われています。
「KATE DANCE CAMP」の特長
「KATE DANCE CAMP」は、メイクとダンスを組み合わせた新しい形のワークショップです。この授業では単に技術を学ぶのではなく、参加者が自分らしさを再認識する時間を大切にしています。各チームがテーマを設定し、それに基づいてダンスの振り付けを考え、さらにメイクを施します。最後には、自己表現の一環としてメイクとダンスに対する思いを発表するパフォーマンスを行います。
事前準備
参加者は、事前にオリジナル楽曲を聞き、その楽曲から受けた感情を言語化します。また、メイクに使用する「ザアイカラー」という商品に付けられた欲名から、自分の感情に合ったものを選びます。この過程で実際のメイクやダンスにどのように活かすかを考え、グループ分けが行われました。今回は「BREEZE」「EXCITE」「HAPPY」「SPARK」の4つのテーマに分かれてワークショップが進行しました。
当日の流れ
当日は、まず授業の趣旨が説明され、次にダンスワークショップが行われました。通常のプログラムでは、与えられた振り付けを覚えることが多い中、「KATE DANCE CAMP」では参加者自身が与えられた楽曲に対して感じた感情を基に、自由に振り付けを考えるスタイルがとられます。プロダンサーによる振り付けの指導を受けながら、各チームでテーマに沿ったオリジナルの振り付けを作成しました。
その後、メイクワークショップが行われ、教材として「ザアイカラー」が配布されました。生徒たちは、選んだ欲名に基づいたメイクをディスカッションし合い、メイクアップアーティストのアドバイスを受けながら実践しました。
発表とフィードバック
最後には、グループごとにメイクとダンスのテーマ及びこだわりのポイントを発表し、パフォーマンスを披露しました。さらに、SEPTENI RAPTURESの選手による特別パフォーマンスも行われ、参加者たちは大いに刺激を受けたことでしょう。
参加者の声
参加した生徒たちは、メイクを通じて自分を見つける実感や、ダンスへの向き合い方について貴重な学びを得たとコメントしています。「踊るときにメイクをすることで新しい自分を見つけることができた」「テーマに合わせた工夫が成果に繋がった」といった意見が寄せられました。
SEPTENI RAPTURESからのメッセージ
イベントに参加したダンサーNENEさんは、「KATE DANCE CAMPは私たちにとっても価値ある学びの場です。自己表現の重要性を感じ、新しい自分を見つける第一歩になったことでしょう」と参加者へのエールを送りました。このイベントは、単なるダンスやメイクの技術習得の場ではなく、自己表現の大切さを学ぶ貴重な機会であることが改めて確認されました。
KATE DANCE CAMPは、自分の個性を探るだけでなく、他者との交流を通じて一層自己を深める体験を提供しています。今後もこうした試みが続くことに期待が寄せられています。