アプリ分析サービス「App Ape」が進化!同時利用アプリ分析機能が大幅アップデート
フラー株式会社は、スマートフォンアプリ市場分析サービス「App Ape」の「同時利用アプリ分析機能」を大幅にアップデートしました。このアップデートにより、ユーザーが同じ端末で同時に利用しているアプリの併用状況をより詳細に分析できるようになりました。
新指標の追加でユーザー行動分析を深掘り
従来の指標では、他のアプリを利用するユーザーが特定のアプリを併用する割合を算出していました。今回のアップデートでは、新たに「特定のアプリのユーザーが他のアプリを併用する割合」を算出する指標が追加されました。これにより、ユーザーが特定のアプリを利用する際に、どのような他のアプリを併用しているのかを詳細に分析できるようになりました。
例えば、ゲームアプリのユーザーが、ゲームプレイ中にどのようなSNSアプリや動画配信アプリを併用しているのかを分析することで、ユーザーの趣味や嗜好をより深く理解することができます。
絞り込み機能で分析対象を効率的に絞り込み
今回のアップデートでは、月間利用者数(MAU)の規模やアプリのカテゴリで絞り込み機能が追加されました。これにより、分析対象を効率的に絞り込むことが可能になり、よりターゲットに合わせた分析を行うことができます。
例えば、MAU5万以上のコミックカテゴリのアプリで併用率が高いアプリを絞り込むことで、コミックアプリユーザーの興味関心をより明確に把握することができます。
複数アプリの併用状況を比較・可視化
さらに、今回のアップデートでは、最大10個のアプリを選択して併用状況を比較・可視化できる機能が追加されました。これにより、複数のアプリの併用状況を簡単に把握することができ、クロスプロモーションの機会を見つけたり、競合他社のアプリとの関係性を分析したりといったことが容易になります。
ユーザー行動分析を深め、アプリの成長を支援
これらのアップデートにより、App Apeの「同時利用アプリ分析機能」は、ユーザーの行動分析をさらに深め、アプリの成長を支援するための強力なツールとなりました。広告出稿やコラボレーション施策の効果的な実施、新規ユーザー獲得、既存ユーザーのリテンション向上など、様々なビジネスシーンで活用が期待されます。
フラー株式会社は今後も、ユーザーのニーズに応じてApp Apeを改善し、データを生かしてアプリやビジネスの成長を支援することで、ミッションである「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」の実現を目指していくとのことです。
App Apeとは?
App Apeは、スマートフォンアプリの実利用データに基づいて、アプリのユーザー動向に関するデータを提供するアプリ市場分析サービスです。テレビにおける視聴率情報のスマホ版のような位置付けで、アプリが「いつ・誰に・どのくらい」使われているかといったデータを提供しています。
アプリのユーザー動向のデータに加え、アプリストア情報やユーザーの属性情報など横断的なデータを提供しており、市場・競合調査を始めとするアプリの企画・マーケティングに幅広く活用できます。