SceneCasterとMillions of Usの提携発表
神戸発、2007年10月18日。3Dウェブ体験の先駆者であるSceneCasterと仮想空間に特化したエージェンシーMillions of Usが、正式にパートナーシップを結ぶことを発表した。当該提携により、SceneCasterのプラットフォームがさらに強化され、Millions of Usが様々な新しいキャンペーンを実施できる基盤が整う。
この発表に際し、SceneCasterの創設者であるマーク・ゾハー氏は「私たちのユーザーがより豊かでイマーシブな3D体験を享受できることを目指しています。このパートナーシップは、私たちの目指す最高のウェブ体験を広告界にも提供できる重要な一歩です」と語った。
SceneCasterは、インターネットユーザーが基礎的なウェブスキルを持っているだけで、自身の3Dシーンを簡単に作成、共有、変更できる直感的なドラッグ&ドロップインターフェースを提供している。また、Googleの3DWarehouse™およびTurboSquidと統合され、ユーザーはウェブ上の膨大な3Dコンテンツを容易にアクセスできるようになった。
特に注目すべきは、SceneCasterが提供する3Dビジュアル体験が、eコマースサイトや主要製造業者・小売業者の製品カタログ、ソーシャルメディアプラットフォームの利用者にまで広がる点だ。たとえば、Facebookの参加者がインタラクティブな3Dシーンを作成し、それを友人と共有できる機能があることからも、それが伺える。
一方で、Millions of Usは仮想空間で数々の革新的なキャンペーンを展開しており、ワーナー・ブラザーズやトヨタ、インテルなど、名だたるブランドとの協業実績を持つ。特に、同社は「フォーチュン500」企業の三分の一がセカンドライフやその他の仮想空間プラットフォームに参加するサポートを行ってきた実績があり、急成長を遂げている。
CEOのルーベン・スタイガー氏は「SceneCasterとの提携は、私たちの掲げる目標を達成するための重要な一歩であり、大衆市場やブランドとの接続をさらに強化するものです」と述べた。
SceneCasterとMillions of Usの概要
SceneCasterについて
SceneCasterは、誰もがアイデアを視覚化、共有し、具現化できる3Dウェブコミュニティである。オンライン店頭やブランド・商品カタログ、ソーシャルネットワークを通じて、現実世界とバーチャル世界のギャップを埋めることを目指している。View22Technology Inc.が開発・運営するこのプラットフォームは、今や2000社以上が利用している。
Millions of Usについて
Millions of Us社は2006年に設立され、仮想空間を利用した革新的な広告キャンペーンを展開している。20世紀フォックスやマイクロソフトといった大手企業と連携し、急速に成長を遂げている。今後、両社の提携により、3Dウェブ体験がさらに広がることが期待される。
この提携は単なる技術的な連携にとどまらず、広告の新しい可能性を開くものとなりそうだ。消費者にとっても、これまでの広告に新たな魅力や体験を提供してくれることを期待したい。
詳細については、
SceneCasterの公式サイトを参照ください。