ニフジ株式会社と株式会社zapathが自由診療クリニックを支える業務提携を発表
2023年、ニフジ株式会社と株式会社zapathは、自由診療クリニックの経営支援を目指し業務提携を締結したことを発表しました。この提携は、最近急速に成長している自由診療市場において、クリニック経営の効率化を図る重要な一歩となります。
自由診療市場の成長背景
自由診療の市場規模は6800億円に達し、美容医療を中心にさらなる拡大が期待されています。しかし、多くのクリニックでは、医薬品の在庫管理や発注業務といった煩雑な業務に膨大な時間を費やしている現実があります。このため、医療サービスの提供に集中することが難しい状況が続いていました。
AIによる効率化
そこで、株式会社zapathが開発したAI活用クリニック支援システム『ClinicHub』が役立ちます。このシステムは患者情報の一元管理や予約調整、事前問診を通じて、クリニック運営に必要な業務を効率的に処理します。今回の業務提携により、ニフジ株式会社が提供する医薬品の管理・発注機能を『ClinicHub』に追加し、より包括的な支援を実現します。
提携の具体的な内容
業務提携の中で、ニフジ株式会社が取り扱う医薬品の在庫管理や発注機能が『ClinicHub』に実装されます。これにより、クリニックは予約状況に応じて医薬品の必要量を予測し、適切なタイミングでの発注が可能になります。この仕組みは、在庫の最適化を図るだけでなく、コスト削減にも寄与します。
ニフジの医薬品提供サービス
さらに、ニフジ株式会社は『ClinicHub』を利用するクリニックに対し、最低価格保証などの医薬品提供サービスを行います。これにより、クリニックは高品質な医薬品を競争力のある価格で導入することができるため、経営の安定性向上が期待されます。
今後の展望
両社の業務提携によって、自由診療クリニックの事業運営をより多面的に支援する体制が整います。診療予約から患者管理、医薬品の発注・在庫管理までをデジタル化することで、業務の効率化とコスト削減を図り、医療従事者が本来の医療サービスに集中できる環境作りに寄与することを目指します。
株式会社zapathは「新しい産業の、道をひらく。」という理念のもと、自由診療という新しいビジネスモデルの発展を目指しています。この提携を通じて、日本の自由診療サービスが更に発展し、患者へのより良い医療サービスを提供できる環境の構築に貢献していく所存です。
会社概要
株式会社zapath
- - 所在地:東京都渋谷区恵比寿西1-24-14
- - 代表者:四戸淳弘
- - URL:zapath.jp
- - 主なサービス:AI活用患者管理システム「ClinicHub」、ハイブリッドAI業務代行「WeMedical」、自由診療の検索エンジン「キレイサーチ」
ニフジ株式会社
- - 所在地:東京都世田谷区北沢2-6-2 ミカン下北B街区 B302
- - 代表者:後藤啓太
- - URL:nifuji.jp
お問い合わせ
本件に関する詳細は、株式会社zapathの広報チームまでご連絡ください。