直方市とカインズが連携、環境問題に取り組む新しい試み

直方市とカインズの新しい協定

2023年5月23日、福岡県直方市で、新たに株式会社カインズとの包括連携協定が締結されました。この取り組みは、地域の活性化と市民サービスの向上を目的としています。

カインズの地域貢献

「まちのくらしをみんなでDIY。」を掲げるカインズは、地域の人々とともに未来の生活環境を創造する“くみまち構想”を進めており、今回の協定もその一環です。市内のおよそ28,000世帯に、カインズオリジナルの商品「水切れのよい立てて置くだけ水切り（50枚入り）」が配布されることが決定されました。この製品は、生ごみの水分を減少させることで、ごみの量を減らし、CO2排出の削減にも寄与することが期待されています。配布は年内に行われる予定で、具体的なスケジュールは市の公式ウェブサイトで発表される見込みです。

市長のコメント

直方市の市長、大塚進弘氏は、「カインズ様との協力は、私たちの地域が抱える喫緊の課題であるごみの焼却コストやCO2排出量の増加を解決するために大変重要です」と述べています。また、「この協定に基づき、今後も他の分野で地域の活性化に貢献していきたい」と期待を寄せています。

企業版ふるさと納税の活用

株式会社カインズは、地域貢献の一環として企業版ふるさと納税を活用しており、今回の水切りネットの配布もその一例です。カインズの理事である植木俊行氏も、「この取り組みを通じて、地域の生活課題解決に貢献できることを大変光栄に思っています」とコメントしています。

環境への配慮

カインズは、2021年に発表した「くみまち構想」に基づいて、地域の困りごとに耳を傾け、さまざまなステークホルダーと協働し合うことを Goal にしています。環境問題だけでなく、防災、地域産業振興、教育、子育て、福祉の領域にも関心を持ち、直方市と連携しながら取り組みを進めています。

まとめ

直方市とカインズの連携は、地域に根ざしたSDGsや環境問題に対する新たなアプローチを示しています。それぞれの立場でできることを模索し、共に未来を築く姿勢は多くの地域での模範となるでしょう。直方市民の皆さんには、この取り組みを通じてより良い暮らしが実現されることが期待されます。

【会社概要】
会社名：株式会社カインズ
所在地：埼玉県本庄市早稲田の杜一丁目２番１号
代表取締役社長：高家正行

【お問い合わせ】
直方市総合政策部企画経営課
担当：貝島
TEL：0949-25-2230
E-mail：[email protected]