TOPPANデジタルがCEATEC 2024に出展、新たなAI技術の数々を紹介

TOPPANデジタルが登場するCEATEC 2024

2024年10月、幕張メッセで開催される「CEATEC 2024」には、最先端のデジタル技術を展開するTOPPANデジタルが出展します。CEATECは、電子情報技術関連の国際イベントであり、年々進化を遂げています。TOPPANデジタルは、特に注目すべき二つのエリアにブースを設け、革新的な技術とサービスを紹介する予定です。

出展概要

TOPPANデジタルは、CEATEC25周年の特別企画「AI for All」に加え、パートナーズパーク「デジタル田園都市国家構想特設パビリオン」に出展します。展示内容として、『ジモノミッケ！』という食農業の需給マッチングプラットフォームや、地域と学校をつなぐ「まちスク」という教育支援サービスを紹介します。これらのプロジェクトは、地域の活性化や教育向上に寄与することを目指しています。

AI倫理方針の策定

さらに、TOPPANグループは、全社員が適切なAIの利用・開発を促進するため、「TOPPANグループAI倫理方針」を2024年7月に策定しました。この方針に基づき、AIの研究開発と実運用を推進し、リアルとデジタルの融合を図る技術を発表します。

主要な展示内容

1. 生成AIエリア

- AIプロジェクションマッピング: TOPPANの新しいプロジェクションマッピングシステムは、生成AIを用いてその場でコンテンツを生成することができ、観客がその場で投影する内容を操作できるユーザーフレンドリーな設計が特徴です。

- AIによる3Dシーン生成: 自由視点映像技術を取り入れたこの技術は、テキスト情報から高品質な3Dシーンを全自動で生成し、体験型展示として参加者にリアルタイムで体験してもらいます。

2. カラーマネジメントエリア

- CAM-FIT®: TOPPAN独自の高精度カラーマネジメント技術を使い、色予測AIによって実物の色を正確に取得し、モニター上で忠実な色を再現します。

- ColorSeeker®: カラープロファイルをWeb上で作成可能なサービスで、個々の色の見え方の差を解消するための取り組みを紹介します。

3. 遠隔コミュニケーションエリア

- ポインティング可能なテレコミュニケーションシステム: この技術は、遠隔での具体的なコミュニケーションをサポートします。ライトを用いたデバイスで被指示点を指し示すことで、距離を超えたスムーズなコミュニケーションを実現します。

CEATEC 2024の開催詳細

「CEATEC 2024」は、10月15日から18日までの期間、幕張メッセで開催されます。TOPPANデジタルの展示エリアは、特別企画エリア「AI for All」（ホール4、小間番号4H130）と、パートナーズパーク「デジタル田園都市国家構想特設パビリオン」（ホール3、小間番号3H091）に設置されます。

この機会に、最先端のデジタル技術を体験し、TOPPANデジタルの新しい挑戦に触れてみてはいかがでしょうか。