未来の空へ羽ばたくジェイテクトの挑戦
株式会社ジェイテクトが、2025年6月4日から6日まで幕張メッセで開催される「Japan Drone 2025」に初出展します。このイベントは、日本におけるドローン産業の発展とイノベーションを推進する重要な舞台となります。ジェイテクトは、JTEKT Group 2030 Visionのもと、未来のモビリティ社会を見据えたソリューションプロバイダーとしての役割を果たすべく、最新のドローン技術を紹介します。
目指すは「誰でも、どこでも、いつでも」
ジェイテクトでは、ドローンの飛行性能向上を目的とした国産フライトコントローラーの開発を進めており、これにより、より安全で安定したドローンの運用が実現することを目指しています。これまでに行った評価試験や実証実験を通じて、リング状の各種データを解析し、様々な気象条件下でも安定した飛行が可能であることを確認しています。
その中心技術となるフライトコントローラーは、自動車のステアリングシステムから得たノウハウを活用した徹底した姿勢制御が特長です。特に、突風などの厳しい条件下での安定性を向上させるための努力は惜しみません。
出展製品の詳細
ジェイテクトのブース(小間番号: BO-10)では、以下の2つの主な製品が紹介されます。
1.
フライトコントローラー
自社で培った技術を結集し、ドローンの姿勢制御において高い信頼性を持つ製品を目指しています。試作評価テストでは、風速が高い状況でも安定性が向上することが確認され、さらなる性能向上を追求しています。
2.
高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」
Libuddyは、自動車領域での開発を基にした二次電池であり、急速な充放電が可能で高い出力密度を誇ります。長寿命で高耐熱の特性を持ち、ドローンの運動性能を飛躍的に改善する要素として期待されています。
ソリューション共創センターの設立
これらの開発の一環として、ジェイテクトは2025年1月に「ソリューション共創センター」を設立します。このセンターは、社内外の技術や知見を融合させ、現在の産業界が直面している問題を解決することを目指しています。ドローン技術はその重要な一部であり、さまざまなニーズに応じた機能や性能の開発が進められる予定です。
まとめ
「Japan Drone 2025」は、ドローン産業の最前線を体感できる貴重な機会です。ジェイテクトが打ち出す未来のモビリティ社会へのビジョンを是非感じ取り、ドローン技術の進化を見守ってください。6月4日から6日の会期中、皆様の訪問をお待ちしております。