三郎丸蒸留所が設立したカスクオーナー制度
富山県砺波市にある三郎丸蒸留所が注目される新たな取り組みとして、
カスクオーナー制度を始めることを発表しました。この制度は、ウイスキーの愛好者に特別な経験を提供するもので、150名限定で特別な樽から生まれたウイスキーを手にすることができます。
樽で熟成した唯一無二のウイスキー
今回提供されるのは、198リットルのフレッシュバーボンバレルにて熟成されたウイスキーです。このカスクは2020年の夏に蒸留され、5年間の熟成を経た後にオーナーの元に届けられます。この5年後には、特別なカスクストレングスのボトルが700mlで発送されることになります。購入者はお一人様19,800円(税込)の価格で購入可能です。
さらに、特記事項として、組立式の
VRゴーグルが手に入る特典があります。これにより、購入者は自身がウイスキーの蒸留所にいるかのような体験をリモートで楽しむことができます。
三郎丸蒸留所の特徴
三郎丸蒸留所は、設立以来、北陸地方で唯一のウイスキー蒸留所として、老舗の製法と素材にこだわってきました。1952年の創業以来、周囲の美しい自然と共に、質の高いウイスキー造りを行い、特に「ZEMON」と呼ばれるポットスチルを使ったウイスキーの原酒は、国内外の品評会でも評価を受けています。
バーチャルディスティラリーツアーの魅力
購入者には、
360度バーチャル・ディスティラリーツアーを体験できる簡易VRゴーグルも贈呈されます。このゴーグルをスマートフォンと組み合わせることで、自宅でも蒸留所訪問の感覚が得られるのが大きな魅力です。YouTubeにも配信されているツアー動画を通じて、ウイスキーの製造過程や歴史を深く知ることができます。
酒育の会とは
このプロジェクトは、一般社団法人
酒育の会が後援しています。お酒に興味がない人々にもウイスキーの良さを伝え、飲酒文化への理解を深めることを目指しています。未成年者への飲酒防止の啓発活動も行っており、正しい飲酒文化を育てるための活動に力を入れています。
購入方法と申し込み日時
カスクオーナー制度は、酒育の会の有料会員と無料会員の方々に向けて提供されます。有料会員は2021年11月8日から先着順で申し込むことができ、無料会員は11月18日からの申し込みが可能です。定員は150名なので、興味のある方は早めに申し込むことをおすすめします。
おわりに
三郎丸蒸留所のカスクオーナー制度は、ただのウイスキー購入ではなく、特別な体験を提供する新たな試みです。ウイスキーのストーリーに触れ、その背後にある情熱を理解しながら、唯一無二の一杯を味わってみてはいかがでしょうか。
ご購入と詳細は
こちらからご確認ください。