一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)は、ホワイト企業認定を取得した企業の中から、注目の社内制度や労働環境を表彰する『第11回ホワイト企業アワード』の受賞企業を発表しました。
今回のアワードでは、「ダイバーシティー&インクルージョン部門」に焦点を当て、従業員の多様性を尊重し、個性を活かせる職場環境づくりに取り組む企業を表彰しました。
受賞企業は、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向、宗教、育児や介護など、さまざまな背景を持つ従業員が、それぞれの個性と能力を最大限に発揮できるような環境作りに取り組んでいます。
受賞企業
ヘンケルジャパン株式会社
受賞理由は、ジェンダーや家族の在り方に関係なく、すべての社員が平等に機会やサービスにアクセスできる、先進的な制度と職場環境を整備している点です。育児ニーズを持つ社員やその上司への認知向上にも努め、多国籍企業特有の課題を克服し、日本での実効性を確保した点が評価されました。
さらに、女性科学者を支援する「マーサ・シュワルツコフ女性科学賞」を通じて、科学分野におけるジェンダー平等とイノベーションを促進している点も高く評価されています。
株式会社HRマネジメント
受賞理由は、全従業員が働きがいを感じられる職場環境の構築を目指し、多様な働き方を支援する制度や、公平な評価制度、キャリア開発プログラムを導入している点です。社員が家庭やライフスタイルに合わせて、リモートワークや時短勤務など柔軟な働き方を選択できる環境を提供し、ワークライフバランスの実現を支援しています。
また、評価においては、他部門の意見も反映した評価会議を実施することで、多角的な視点からの公正な評価を実現しています。さらに、女性管理職の増加や男性の育休取得率100%など、具体的な成果をあげている点も評価されています。
ホワイト企業アワード表彰式
第11回ホワイト企業アワードの表彰式は、2024年11月20日(水)にYouTube LIVEにて無料配信されます。
イベントでは、ラーニングエッジ社による基調講演や、人事担当者と就活生による「就活のウソと本音」についてのクロスディスカッションなど、有益なコンテンツが盛りだくさんです。
この機会に、多様な個性を尊重する働き方について学び、今後のキャリアを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。