学びの成果を発表する「Myフォーサイトコンテスト2025」開催
2025年の「Myフォーサイトコンテスト」において、約1,700件の応募が集まり、昨年の約6倍に増加したことが発表されました。主催の株式会社FCEは、全国1,200校以上の小中高生を対象に、自分自身の工夫や成長エピソードを応募させる「主体性」×「生産性」をテーマにしたこのコンテストを開催しました。
コンテストの背景
「フォーサイト手帳」は、学生が主体性を持って振り返る習慣を身に付けるために創設され、2013年から延べ259万人以上の生徒に利用されています。FCEは、日々のふり返りが子供たちの自信と成長を後押しし、未来を切り開く手助けになると考えています。この理念から、本コンテストは生徒たちに自分だけのルールやエピソードを発信する場を提供することを目的としているのです。
受賞作品と審査
今回のコンテストでは、最優秀賞として3名、優秀賞22名が選ばれました。受賞作品は「フォーサイト活用事例集」としてまとめられ、全国の学校に配布されます。これにより、先輩たちの取り組みを参考にすることで、後輩たちも自分自身の成長を促すきっかけを得ることができるのです。
受賞者の中には、特に創造的な工夫を凝らした生徒たちが見受けられました。Myルール部門では、いちごみるく(筑波市立春日学園義務教育学校)とハナズオウ(東京都立科学技術高等学校)が最優秀賞を受賞しました。
- - いちごみるくの受賞理由: 「忘れそうなことを青色で書く」など、自分に合った工夫でメモを整理している点が高く評価されました。
- - ハナズオウの受賞理由: 自身の目標に向けて日々の行動を振り返り、自分を鼓舞する姿勢が印象的です。
コンテストの詳細
【開催期間】2025年7月1日~9月30日
【対象】フォーサイト手帳やアプリを利用する全国の小中高生
【テーマ】「あなただけのフォーサイト」
【審査員】元公立中高一貫校校長、フォーサイト手帳製作ディレクター、広報責任者など
【賞の種類】最優秀賞、優秀賞、入賞、参加賞
受賞作品からは、多くの学生が個別の工夫やエピソードを通じて自己肯定感を向上させ、成長を実感していることが伺えます。
受賞者の感想
FCEの取締役、尾上幸裕氏は、「今回の作品は、小さな気づきや努力が自分の言葉で表現されており、それぞれが未来の自分に向けたメッセージである」とコメント。また、こどもたちが集めた経験や知識は、彼らの未来の挑戦に大いに生かされることを期待しています。
今後の展望
FCEは、教育の可能性を広げ続けるために、このような取り組みを引き続き行っていくとしています。フォーサイト手帳を通じて、さらに多くの子供たちが主体的に学び、自らの成長に繋げることが期待されます。
お問い合わせ先
関連する問い合わせについては、以下の公式ページをご覧ください。
受賞者の詳細は
こちらから確認できます。