離乳食期を支えるiiwanのOYAKOプロジェクトがスタート

iiwanが取り組むOYAKOプロジェクト

日本の育児環境は厳しく、特に最近のデータでは児童相談所による相談件数が過去最高を更新しました。子育て中のママたちが直面する「産後うつ」の問題は深刻で、多くの親が心身共に疲弊しています。これを受けて、こどもブランドiiwan（いいわん）は、ママを支援する新たなプロジェクト「OYAKOプロジェクト」を立ち上げました。

OYAKOプロジェクトの背景

厚生労働省が発表した令和2年度の調査によると、児童虐待相談対応件数は20万5029件に達し、そのうちおよそ7〜10人に1人のママが産後うつと診断されていることが分かっています。また、コロナ禍の影響でそのリスクは増大しており、無自覚のママを含めると4人に1人がその可能性を抱えています。こうした育児の負担を軽減するために、iiwanは「はじめての体験を最高のものにする」という理念のもと、心地よい育児環境を提供し、サポートに取り組むことを決意しました。

具体的な取り組み

iiwanは、離乳食期の家庭に安心・安全なベビー食器を提供することはもちろん、それを通じて育児を楽しんでもらうことを目指しています。

OYAKOプロジェクトの一環として、2021年10月から12月にかけて、1セットの食器購入につき1人分の食器を乳児院に寄贈する「SIX for ONE」キャンペーンを実施します。参与する顧客にはオリジナルステッカーも配布し、寄贈品の用途について以下のように説明しています。寄贈された食器は、乳児院での使用だけでなく、家庭に戻る子供たちとその家庭にも贈られる予定です。iiwanは、この取り組みを通じて、より良い育児環境を提供し、子供たちの未来を支えていきます。

今後の展望

今後は、特定非営利活動法人ひだまりの丘の理事であり、児童虐待予防活動を行っている絵本作家のなるかわしんご氏とのコラボレーションによる「Mom's FIRST ギフトセット」も展開する予定です。名古屋の名鉄百貨店でのイベントも計画されており、地域に根ざした取り組みを進めていくことに意気込みを見せています。

iiwanの理念

iiwanは、「食」と「眠」をテーマにしたベビー用品を通じて、ママたちが心身ともにリラックスしながら育児を楽しめるようサポートしています。安全な素材を使用し、子供の豊かな感受性を育む商品を数多く揃えています。ママたちの子育ての楽しさを引き出すため、これからも様々なサポートを展開していく予定です。

会社情報

愛知県新城市を拠点とするiiwanは、サステナブルな素材を使用し、安心安全な製品を提供しています。これまでの努力が評価され、第7回「ものづくり日本大賞」の内閣総理大臣賞を受賞するなど、その取り組みは広く認められています。iiwanは、多くの家庭が安心して育児を楽しむことができる未来を目指して、引き続き邁進していきます。