能登半島地震の復興支援イベント「ビッグスマイルフィールド」開催決定！

能登半島復興プロジェクト「ビッグスマイルフィールド」開催

2024年1月1日に発生した能登半島地震の復興を支援する「JFA・キリンビッグスマイルフィールド」が、2025年6月14日に輪島市の町野地区で実施されることが発表されました。このイベントは、キリンホールディングス株式会社と公益財団法人日本サッカー協会（JFA）による共同プロジェクトで、地域の人々がサッカーを通じて楽しいひとときを共有できる機会を提供します。

復興の象徴、サッカーでつながる

このイベントは、被災地域の子どもたちや大人たちが世代や性別を超えて楽しむことができるように設計されています。特に「ウォーキングフットボール」を採用することで、サッカー経験の有無や身体的な条件に関わらず、誰でも参加できるよう工夫されています。参加者は、運動不足を解消し、同時に新しい友達との出会いを楽しむことができるのです。

2024年には、能登町から始まり、輪島市の門前地区や珠洲市でも、サッカーを通じたイベントが成功裏に行われ、多くの笑顔が広がりました。参加者の声には、「体を動かす機会ができて楽しかった」、「新しい友達ができてうれしい」といった、ポジティブな反響が寄せられています。

地元の声を大切に

地域の方々からは「体を動かせる楽しい時間が欲しい」といった要望や、集まりの減少による寂しさを感じているという声が多数上がっています。そうした声に応える形で、今回の「ビッグスマイルフィールド」も地元の皆さんを招待し、サッカーを通じての交流を図ります。この日を通じて、笑顔やつながりが一段と深まることでしょう。

さらに、イベント当日にはサッカー界のレジェンドである元日本代表の永島昭浩さんと中西永輔さんもゲストとして参加予定です。彼らの存在は、参加者にとって大きな励みとなり、サッカーの魅力をさらに引き立てる要素となるでしょう。

継続する復興活動

JFAとキリンは1997年からサッカーファミリーを支えるパートナーとして多くの地域で復興活動を行ってきました。特に、2011年の東日本大震災以降は多くのイベントを通じて、10万人以上の子どもたちに笑顔を届けてきました。2023年の能登半島豪雨による被災者への支援も継続しており、彼らの必要とされる地域での活動はこれからも続けられる予定です。