小学生向け学びの新機軸「キッズデータラボ」創設
和から株式会社が新たに立ち上げた「キッズデータラボ」は、小学生を対象にした算数思考力を育てるオンライン学習塾です。この塾の目的は、公式やテクニックの暗記ではなく、子どもたちが自ら「問い」を立て、その理由を説明できる力を育保障することにあります。この完全オンライン型の塾は、送迎も不要で、家庭で安心して学ぶことができます。
設立の背景
和から株式会社は2010年に創立以来、大人向けに数学や統計の教育を提供してきました。その経験の中で、多くの人が文章題や確率、グラフの読み取りなど、基本的な「データセンス」でつまずいている現実が見えてきました。そこで、算数の基礎力を早期から育てる必要性を感じ、「キッズデータラボ」の構想を具体化することとなりました。
また、現代の教育環境では、受験を前提とした学習が一般化しているため、子どもたちが本来楽しむはずの算数の「面白さ」が失われつつあります。このため、学びを「義務」ではなく「発見のある体験」として取り戻すことを目指しています。このような背景から、誰もがアクセスできる質の高いオンライン教育が非常に重要であると考えられています。
算数思考力の重要性
「キッズデータラボ」で育成する「算数思考力」は、計算能力にとどまりません。これは日常生活での意思決定を促すための基盤を形成するもので、比較や推測、説明といった実践的な思考体力を意識しています。算数を単なる科目ではなく、一生役立つ思考のツールとして学ばせることで、子どもたちの探究心を引き出すことが目標です。
年長から学べる新しい算数体験
「ナゾトキ暗号探究コース」では、古代人がどのように秘密を守ってきたのかを探求します。授業では、実際に自分の暗号を作成し、友人や家族へ出すことができるようになります。この体験を通じて、規則性を見出す力や条件を整理する能力が自然に鍛えられます。
キッズデータラボの特長
1.
現実の生活と密接に結びつく算数
子どもたちは、算数をただの計算問題と捉えず、生活の中で役立つ「理解できる道具」として体験します。
2.
理由を重視した学習方法
「なぜそうなるのか?」を徹底的に問い、解決へのアプローチを手を動かして試行錯誤することで、論理的な思考力やデータ分析のスキルが自然と身につきます。
3.
専門家による直接指導
和から株式会社の堀口智之社長が代表講師を務め、その豊富な教育経験を活かして、多角的な視点から指導にあたります。
受講コースについて
「キッズデータラボ」では、全国どこにいても参加可能な単発コースを提供しています。各コースは全10回で、各回30分のZoom授業が行われ、適宜Discordも使用し仲間と学び合う時間が設けられます。
以下、現在募集しているコースの詳細:
年中から学べる。
小学2年生向け。
年長向け。
今後の展開
「キッズデータラボ」は、AIの時代に必要な基礎力を算数思考力において定義し、その力を成長させていくためのフレームワークをさらに進化させる予定です。また、家庭での学習サポートも視野に入れ、保護者向けの支援を積極的に行い、学びをスムーズにつなげるための取り組みを強化します。これにより、子どもたちが自らの言葉で説明し、選択しながら主体的に学ぶ環境を整えていきます。
今後、「考える子に育つ魔法の声掛け100選」のような親向けセミナーも定期的に実施し、家庭内の教育環境をより充実させる施策を打ち出していく予定です。