伊能忠敬と洋菓子
2020-11-17 00:00:02

二百年の時を経て誕生した伊能忠敬ゆかりの洋菓子

二百年の時を経て誕生した洋菓子



千葉県の佐原に位置する観光農園・成田ファームランドが、伊能忠敬の好んだお茶「忠敬好み」を使った新たな洋菓子を発表します。「忠敬茶プリン」と「忠敬茶バウム」が、11月23日(月祝日)から販売開始されます。これらの洋菓子は、地域の魅力を感じさせる逸品であり、地元の人々や観光客にとって新たな名物となるでしょう。

観光農園成田ファームランドとその理念


成田ファームランドは、「健康な土で育った農産物は体に優しく美味しい」というテーマのもと、独自の農法で作られた果物や野菜を提供しています。ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなど、季節に応じた果物を栽培し、「ベリーいっぱいの観光農園」をコンセプトにしています。冬にはいちご狩り、夏にはブルーベリー狩りが楽しめ、さらに手作りのプリンやバウムクーヘンなどの洋菓子も販売しています。また、併設された「Berry’s cafe」では、バラの香りに包まれたカフェタイムを楽しむことができます。農業体験も充実しており、家族連れにもおすすめの施設です。

伊能忠敬と「忠敬好み」


伊能忠敬は、寛政12年から文化13年までの17年間にわたり、日本全国を測量し、国土の正確な姿を示す『大日本沿海輿地全図』を完成させた偉人です。彼が好んで飲んでいたお茶、「忠敬好み」は、佐原の茶舗によって独自に配合された煎茶です。当時の技術を再現し、高温で長時間火入れをすることで、芳ばしい香りと渋みを引き立たせています。この伝統のテイストは、現在も地元の人々や訪れる観光客によって愛されています。

「忠敬茶プリン」と「忠敬茶バウム」の魅力


「忠敬茶プリン」は、伊能忠敬が愛した煎茶「忠敬好み」をテイストの基盤とし、和風の素材を取り入れた特製のプリンです。プリンの上層には白玉と抹茶のソースが、美味しいハーモニーを生み、下層には小豆とこしあんが隠れています。和洋の良さが融合した絶妙なデザートです。

また、「忠敬茶バウム」は、同じく煎茶「忠敬好み」を使用した和風のバウムクーヘン。豊潤なバターの香りと抹茶のコーティングが、味わい深さを際立たせています。どちらの洋菓子も、地域の歴史と文化を感じることができる逸品と言えるでしょう。

観光地としての成田ファームランドの未来


成田ファームランドは、2021年7月にグランドオープンを実現し、今後も様々なイベントや体験を提供することで、来場者を増やしていく計画です。東京都心からのアクセスも良好で、2500坪の広大な敷地で農業体験やアウトドア活動を楽しめる場を目指しています。年間20万人の来場を目指し、地域の活性化に貢献する重要なスポットとして成長しています。ぜひ、佐原を訪れた際には、成田ファームランドで新しい味を体験してみてください。

会社情報

会社名
株式会社成田ファームランド
住所
千葉県成田市所1199番地1
電話番号
0476-73-8314

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