大分県で楽しむ竹と灯りの祭典『OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024 竹会 TAKE-E』

大分県での竹と灯りの祭典が開催！

2024年10月、九州の大分県で「OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2024 竹会 TAKE-E」と題した魅力的なイベントが開催されます。日本一の「マダケ」の産地である大分県では、伝統工芸品から日用品、さらには芸術作品に至るまで、上質な竹が多様な形で活用されています。このイベントは、竹の魅力を多面的に体験することができる貴重な機会です。

開催概要

- 会期: 2024年10月11日（金）～ 10月26日（土）
- 時間: 10:00 ～ 19:00（金・土は20:00まで）
- 会場: 大分県立美術館 1階アトリウム（大分市寿町）
- 鑑賞料: 無料

イベントは、見る、触れる、味わう、聴くという五感を通じて竹の新たな魅力に出会うことを目的としています。特に夜には竹の作品がライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂います。ぜひ、気軽に訪れてみてください。

特別イベントの詳細

オープニングと点灯式

10月11日（金）には、オープニングイベントとして18:30から点灯式が行われます。別府市で伝統的に行われている「大四海波献籃製作」の実演も行われ、竹笛の音色と共に華やかにライトアップされます。入場制限はなく、先着順で参加が可能です。

竹工芸ワークショップ

竹の工芸品を作るワークショップも開催されます。10月5日と6日、また19日と20日の曜日にそれぞれ行われ、各回に定員が設けられています。参加者は、竹を用いて自身の作品を制作し、会期の最後にはオブジェの一部として展示される予定。小学生以上が対象で、材料費は1,000円かかります。

竹之市 - OITA BAMBOO MARKET

さらに、10月12日から14日には大分県内の竹工芸家たちが集う「竹之市」が開催され、竹を使った日用品や工芸品が販売されます。イベントの最中に装飾される美しい竹のオブジェも見逃せません。

スペシャルプログラム

参加者が特別な体験をできるプログラムも用意されています。例えば、10月18日（金）には「はじめてのお茶会」が開かれ、参加者は竹を使った茶筅を手にしてお茶を楽しむことができます。このプログラムは、英語の通訳も付いて老若男女問わず参加が可能です。

文化を感じる特別な最終日

10月26日（土）にはイベントのクロージングとして、18:30から音楽ライブが行われます。この日は竹の楽器の演奏も楽しめ、また特別メニューの竹器で提供される県産酒も注目です。入場無料なので、どなたでも参加できます。

同時開催展も見逃せない

今回のイベントに合わせて、9月14日から11月26日まで、大分県立美術館では「大分竹工芸名品展ー此君礼賛vol.8ー」も開催されています。こちらの展覧会も合わせてご覧いただくことをおすすめします。

大分県の竹をテーマにしたこの心温まるイベントで、秋の夜長を楽しみながら、竹の美しさとその多様性を存分に感じてみてください。興味を持たれた方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。