CloudStack導入
2011-02-16 13:50:01

国内初「CloudStack」導入で企業向けクラウド環境が強化される

国内初の「CloudStack」公式SIerによるクラウドサービスの展開



クリエーションラインが、国内初の「Cloud.com公式SIer」として、CloudStackを用いたプライベートおよびハイブリッドクラウドのサービスをスタートしました。この重要な一歩により、企業は迅速にクラウド環境を構築できるようになり、業務効率を劇的に向上させることが期待されます。

CloudStackの魅力



CloudStackは、Cloud.com社が開発したプライベートおよびパブリッククラウド用基盤ソフトウェアです。高い拡張性と信頼性を持ち、XenServerやVMware vSphere、KVMなど多種多様なHyperVisorをサポートしています。このため、既存のインフラストラクチャとスムーズに連携可能で、企業は新たなクラウド環境を導入しやすくなります。ユーザーは直感的に操作できるGUIを通じて、仮想マシンの管理やロードバランサーの設定などを行うことができるため、専門知識がなくとも簡単に利用できます。

サポート体制の強化



クリエーションラインは、CloudStackのサービス提供開始とともに、24時間365日有人サポートを実施することを発表しました。この体制により、企業は高いサポートレベルを求めるニーズにもイージーに応えることができ、安心してクラウド環境を利用できるようになります。プライベート/ハイブリッドクラウドの実装が迅速に行えることから、特に業務上の要求が高い企業にとって極めて有用です。

グローバルな実績



既に海外では、Tata CommunicationsのInstaComputeやKorea Telecomなど、多くの事業者がCloudStackを導入しています。この成功を受けて、日本国内での導入も進むことが見込まれています。Cloud.comの副社長、Shannon Williams氏は、「日本市場はCloud.comにとって非常に重要」と述べ、クリエーションラインの技術力とノウハウに期待を寄せています。

各エディションの特長



クリエーションラインは、CloudStackを用いて「CloudStack Enterprise Edition」と「CloudStack Service Provider Edition」の2つのエディションを提供します。

CloudStack Enterprise Edition


  • - ユーザビリティ向上のためのリッチなGUI
  • - LoadBalancerやPortForwarding機能の標準搭載
  • - 大規模構成に対応したアーキテクチャ
  • - クラウド管理ツールとの統合が容易

CloudStack Service Provider Edition


  • - 既存インフラとの認証統合が可能
  • - 課金管理機能を統合
  • - ユーザ用ポータルやアカウント管理機能の提供

これらのエディションは、企業やサービス提供者のさまざまなニーズを満たすことを目指しています。

今後の展開



クリエーションラインは、今後もCloudStackを含む多くのクラウド基盤ソフトウェアの導入を進め、企業や団体に対してプライベートおよびパブリッククラウド環境を提供していく方針です。また、「CloudStack Community Edition」に関する調査報告書も公開したことで、多くのユーザーがその有用性を実感できるよう努めています。

企業情報


  • - Cloud.com社(本社:カリフォルニア州クパチーノ)
  • - 雲屋株式会社(本社:東京港区、代表取締役:新藤洋介)
  • - クリエーションライン株式会社(設立:2006年1月、クラウドインテグレーション事業に特化)

この取り組みにより、今後の日本市場におけるCloudStackの導入はさらに加速することでしょう。

会社情報

会社名
クリエーションライン株式会社
住所
東京都中央区八丁堀3-23-8ニュー石橋ビル2F
電話番号
03-6228-3555

トピックス(IT)

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