新技術とアイディアで進化する特殊伐採業界の新会社「マルイチエアリアルエンジニア」

新税抜きで開設された新会社の魅力

2020年9月、東京都中央区に設立された「マルイチエアリアルエンジニア株式会社（maec）」は、特殊伐採の現場から得たアイディアを基に、知的財産のビジネスや製品開発・製造に特化した企業です。この新会社は、株式会社マルイチの100％子会社として誕生し、その活動は特殊伐採やロープワークに関連する幅広い業界に向けられています。

マルイチのすべてを受け継ぐ新たな挑戦

「マルイチエアリアルエンジニア」は、法面工事や特殊伐採を手がける株式会社マルイチの現場で培った技術や知識を応用し、イノベーションを生み出すことに焦点を当てています。国際的なアーボリストやAIロボティクス技術者を迎え入れ、特許を取得することで、日常の業務をより安全で快適にするための製品・システムを開発しています。特に、樹木の剪定を行うアーボリストたちから得た知見は、現場作業の効率化に直結しています。

組織体制とグローバルな発展

CEOの酒井順子氏のもと、マルイチは新たある組織体制を整え、国境を越えた開発に挑戦します。技術者たちと連携し、タイや台湾、コロンビアなどの専門家との協業を行うことで、独自の製品を世界へ展開。各国から集まったノウハウと現場の知恵を融合させることで、業界の常識を覆す革新的な製品を生み出すことを目指します。

教育機会の提供

新会社では、教育にも力を入れています。ウェビナーや実技演習を開催し、現役のトップアーボリストを講師として招くことで、技術の普及にも貢献。特に、特殊伐採の現場で必要とされる実践的なスキルを教育することにより、安全な施工を実現します。また、教育プログラムには、海外からのトップアーボリストも参加し、国際的な視野を持つ人材の育成に寄与しています。