いのちのかたち展
2025-08-06 11:54:24

インドのゴンド族アーティストが描く「いのちのかたち」とは?展覧会情報

インドのゴンド族アーティスト「バッジュ・シャーム」の展覧会が京都で開催



2025年10月10日(金)から10月28日(火)の期間にわたり、京都の世界遺産・東寺にて、著名なインドのアーティスト、バッジュ・シャームの展覧会「Bhajju Shyam KYOTO 2025いのちのかたち」が開催されることが決まりました。本展覧会では、基盤となる「いのちのかたち」というテーマのもと、約40点の新作が展覧され、訪れる人々は彼の作品を通じて、生命の美しさや意味を再発見することができるでしょう。

展覧会の背景と意義



「Bhajju Shyam KYOTO」は、バッジュ・シャームの作品が持つ深いメッセージと伝統的な文化を現代に色鮮やかに表現するシリーズです。シャームは、中央インドのゴンド族出身で、彼の作品には部族に伝わる神話や自然に対する崇敬の念が根付いています。本展は、2023年に京都で開催された初の個展が成功を収めたことを受けて、より多くの人々にゴンドアートの魅力を伝える機会となります。

2023年の初開催期間中、たった19日間で1万人以上が来場し、販売された原画の多くは即完売。来場者からは自然と呼応する作品が深い感動を呼び起こしたとの声が多数寄せられました。

バッジュ・シャームのアートの特徴



バッジュ・シャームの作品は、現代的な視点を持ちながらも、そのルーツであるゴンド族の伝統を色濃く反映しています。特に、彼が使用する「Signature」と呼ばれる手法は、彼独自の視覚的な言語であり、視覚的に生命の輝きを表現しています。この手法を通じて、動植物の姿を描き、作品に生き生きとしたエネルギーを吹き込んでいます。

彼の代表作には、南インドの出版社タラブックスが手掛けた『夜の木』があり、これは国際的にも高い評価を受け、多言語に翻訳されています。2018年には、ゴンド・アーティストとして初めてインド政府から修得した「パドマ・シュリ賞」を授与され、その功績が広く認められました。

展示内容の詳細



「いのちのかたち」というテーマは、シャーム自身がゴンド族の自然観と伝統を描いたものです。展示される作品は、新作を中心にしており、さまざまなスケールで表現される「生命の輝き」を多彩な色彩で体感することができます。彼の作品は、自然を崇拝する彼の民族的な考え方や、アイデンティティを反映するものでもあり、来場者には独自の視点からの物語が待っていることでしょう。

展覧会の概要



展覧会の詳細は以下の通りです:
  • - タイトル:Bhajju Shyam KYOTO 2025いのちのかたち
  • - 会期:2025年10月10日(金)~10月28日(火)
  • - 開館時間:9:30~16:30
  • - 会場:世界遺産 真言宗総本山 東寺[教王護国寺]、食堂(じきどう)
  • - 入場料:無料
  • - URLBhajju Shyam公式サイト
  • - Instagram@Bhajjushyam-kyoto

バッジュ・シャームが体現するゴンドアートの魅力を、ぜひこの機会にご堪能ください。


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会社情報

会社名
バッジュ・シャーム・キョウト実行委員会
住所
京都府京都市中京区壬生坊城町56浪花ビル3階B室
電話番号

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